Round02アゼルバイジャン
FIA-F2 予選
2018年4月27日(金)
Baku City Circuit
FIA F2選手権第2戦は、アゼルバイジャン・バクーの市街地コースで行われます。長いストレートが特徴のこのコースは、市街地ならではの狭いコース幅のコーナーが多く、シリーズの中でも難易度の高いサーキットとされています。
4月27日(金)、午前11時から45分間のプラクティスと予選が行われました。
福住仁嶺(BWT Arden)、牧野任祐(RUSSIAN TIME)ともに、初めてのコースとなり、プラクティスでは慎重にコース、マシンの状況を見ながら、午後の予選に備えました。このセッションを、牧野は7番手、福住は10番手のタイムで終了しています。
午後3時から、予選がスタート。1回目のアタックで牧野は1分56秒139、福住は1分57秒351をマーク。全車が1回目のアタックを終えた時点で牧野は7番手、福住は15番手でした。ともにセッション終盤に2回目のアタックを行いましたが、牧野はタイムを更新できず、福住は赤旗でアタックを中断され、セッション終了となりました。牧野は12番手、福住は16番手から、明日のレース1に挑みます。
レース1は28日(土)正午(日本時間午後5時)にスタートします。
牧野任祐選手(予選12番手)
「プラクティスでは悪くなかったのですが、予選ではブレーキが詰められず、タイムを伸ばすことはできませんでした。このコースはブレーキが大事なコースなので、それがうまくいかないとキツイですね。2回目のアタックには、ブレーキバランスをいじって出たのですが、あまりよくなりませんでした。初めてのコースですが、同じストリートコースでも、マカオに比べればまだマシだと思います。しかし、ストリートでこれだけブルブレーキングするコースはないので、やはり難しいですね。まだまだタイムを詰める余地はあったので残念ですが、明日のレースは8位以上を狙ってがんばります」
福住仁嶺選手(予選16番手)
「プラクティスでは、初めてのストリートコースなので、慣れるのに精一杯でした。予選では、うまくまとめきれずにタイムは出せませんでした。もちろん、2回目のアタックでは、1回目よりはだいぶよかったのですが、赤旗がなかったとしてもトップには及ばなかったと思います。ブレーキがとても重要なコースで、1回失敗するとタイヤや他にも影響が出てしまうので、すべてを完ぺきにこなさないとダメという難しさを感じました。今日は流れがあまりよくなかったので、長いレースになると思いますが、切り替えて臨みたいと思います」
順位 | No. | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | A.アルボン | DAMS | 9 | 1'54.480 |
2 | 19 | L.ノリス | Carlin | 8 | +0.214 |
3 | 8 | G.ラッセル | ART Grand Prix | 10 | +0.362 |
4 | 14 | L.ギオット | Campos Vexatec Racing | 10 | +0.500 |
5 | 17 | S.フェルッチ | Trident | 9 | +0.720 |
6 | 18 | S.カマラ | Carlin | 9 | +0.732 |
12 | 2 | 牧野任祐 | RUSSIAN TIME | 8 | +1.659 |
16 | 12 | 福住仁嶺 | BWT Arden | 9 | +2.871 |