走行性能

※写真は海外仕様車で一部合成によるものです。※写真は海外で撮影したものです。

フレーム

ライディングの楽しさと快適性を両立するフレーム

フレームはしなやかさと剛性感を兼ね備えたアルミツインチューブ。ライダーとパッセンジャー乗車位置とリアトランク容量の最適化によりマス集中化を図っている。また、フレームにアルミダイキャスト製部材を全面適用し、各部の板厚をきめ細かく調整することで軽量化を追求。さらに、リアクッション上部ブラケットの別体化やダブルウイッシュボーンフロントサスペンションの採用など、足まわり関連パーツとフレームボディーに求められる機能を分離、独立させることでボディー剛性を抑えることを可能とし重量を削減。運動性能と乗り心地を向上させ、荒れた路面でも安心感ある走行を可能としている。

フロントサスペンション

快適な乗り心地と軽快なハンドリングを両立するフロントサスペンション

ショックを吸収するクッション機能と転舵機能を分離することで、走行時の軽快なハンドリングと上質な乗り心地を実現するHonda独自の二輪車用ダブルウイッシュボーンフロントサスペンション。ロングホイールベースによる安定感を活かしたまま、市街地での切り返しや進路変更など、頻繁な操作にも軽快なハンドリングで応え、加減速時や路面ギャップによるショックの少ないシルキーな乗車感覚と共に、セッティングの変更により、快適な乗り心地も追求している。

リアサスペンション

上質な走りを追求したリアサスペンション

スイングアームは車体右側にドライブシャフトを内蔵した後輪片持ち式のプロアーム形式。スイングアーム左側のみにフレームとの締結機能を持たせ、右側はスイングアーム保持のみを目的とした世界初*1のピボット軸構造*2を実現。これにより、フレームとスイングアームの剛性の最適化、軽量化を追求。さらに、プロリンク採用のリアサスペンション締結部にピロボールを採用することでプロアームのねじれをキャンセル。乗り心地の向上に寄与している。

*1 Honda調べ2018年1月時点
*2 特許出願中