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November 13/14/15 2015 Formula 1 Grande Prêmio Do Brasil 2015
ブラジルGP
Hondaは、FIA※フォーミュラ・ワン世界選手権(以下、F1)の第18戦ブラジルGP(開催地:サンパウロ・インテルラゴス11月13~15日)に向けて準備を進めています。今週末のサーキット情報や、レースの見所などをレポートします。
新井 康久|株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者 「オートドロモ・ホセ・カルロス・ペースは、1973年からF1グランプリの開催地となり、Hondaも過去たくさんのバトルを繰り広げた伝統あるサーキットです。 このサーキットは前戦のメキシコほどではないものの、標高800mの湿地・高原地帯に位置し、すり鉢上の地形を活用した自然のアップダウンやカーブが特徴的です。パワーユニットの出力は標高の影響を受けますが、同時に車体の空力も影響を受けます。 高速・低速区間とセクターごとの特徴がはっきりとしているため、フルスロットルで駆け抜けるアウトフィールドの高速コーナーに合わせたパワーユニット出力設定と低速コーナーに合わせたスロットルの反応や適切なトラクション、スピードの変化と左右前後に振られる車体のバランスなど、マシン全体に厳しい要求をしてきます。フリープラクティスを通じて、パワーユニットとシャシーの細かな調整を行い、日曜日のレースに臨みます。 2015年シーズンも残り2戦となりましたが、熱狂的なモータースポーツファンが見守るインテルラゴスでベストを尽くします」
レース日時: 11月13日(金): フリー走行1 10:00~11:30 (日本時間 21:00~22:30) フリー走行2 14:00~15:30 (日本時間 11月14日<土> 01:00~02:30) 11月14日(土): フリー走行3 11:00~12:00 (日本時間 22:00~23:00) 予選 14:00~15:00 (日本時間 11月15日<日> 01:00~02:00) 11月15日(日): 決勝レース 14:00~ (日本時間 11月16日<月> 01:00~) ※決勝レースは71周完走、もしくは2時間経過時点の周回で終了 サーキット情報: サーキット名:オートドロモ・ホセ・カルロス・ペース 所在地:インテルラゴス、サンパウロ コース全長:4.309km 周回数:71周 トップスピード:時速323km 特徴:オートドロモ・ホセ・カルロス・ペースは、1973年にF1初開催となり、当時は8km弱の高速サーキットだったが、あまりの高速度による危険性が指摘され、1990年に現在の4.3kmのレイアウトに変更されて現在に至る。過去に数々の年間優勝(ドライバー、コンストラクター)などが決まった、F1の中でも伝統ある象徴的なサーキット。コースのレイアウトとしては、2つの直線と「セナのS字」で構成されたシンプルなセクター1から、インフィールドの連続する低速コーナーのセクター2、高速で長いコーナーのセクター3からなる。ここのピットレーンは、セクター3の最後から、ターン3の後にコースに合流し、間にDRSゾーンのストレートがあることから、ピットイン時のタイムロスは大きく、レース中のタイヤ交換の戦略がレース展開を左右し、面白くするポイント。昨年の優勝者含め、トップ6位までが3回のピットストップを行っていることから、今年も2回、ないし3回が予想される。ピレリはメキシコ同様にソフトとミディアムの2種類を今週末のレースに準備している。 気候:気温は25℃以上と暖かいが、今週末の天気予報は、現在のところ雨となっている。この時期のサンパウロは天候が不安定で、サーキットは高原・湿地に位置することから、天気が変わりやすい。 2014年優勝者: ニコ・ロズベルグ (メルセデス・AMG・ペトロナス・F1チーム) 2014年ファステストラップ: ルイス・ハミルトン 1分13秒555(メルセデス・AMG・ペトロナス・F1チーム) ラップレコード: 1分11秒473 (2004年、フアン・パブロ・モントーヤ、BMWウィリアムズF1) ※ FIAとは、Fédération Internationale de l'Automobile(国際自動車連盟)の略称
新井 康久|株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者
「オートドロモ・ホセ・カルロス・ペースは、1973年からF1グランプリの開催地となり、Hondaも過去たくさんのバトルを繰り広げた伝統あるサーキットです。
このサーキットは前戦のメキシコほどではないものの、標高800mの湿地・高原地帯に位置し、すり鉢上の地形を活用した自然のアップダウンやカーブが特徴的です。パワーユニットの出力は標高の影響を受けますが、同時に車体の空力も影響を受けます。
高速・低速区間とセクターごとの特徴がはっきりとしているため、フルスロットルで駆け抜けるアウトフィールドの高速コーナーに合わせたパワーユニット出力設定と低速コーナーに合わせたスロットルの反応や適切なトラクション、スピードの変化と左右前後に振られる車体のバランスなど、マシン全体に厳しい要求をしてきます。フリープラクティスを通じて、パワーユニットとシャシーの細かな調整を行い、日曜日のレースに臨みます。
2015年シーズンも残り2戦となりましたが、熱狂的なモータースポーツファンが見守るインテルラゴスでベストを尽くします」
レース日時:
11月13日(金):
フリー走行1 10:00~11:30 (日本時間 21:00~22:30)
フリー走行2 14:00~15:30 (日本時間 11月14日<土> 01:00~02:30)
11月14日(土):
フリー走行3 11:00~12:00 (日本時間 22:00~23:00)
予選 14:00~15:00 (日本時間 11月15日<日> 01:00~02:00)
11月15日(日):
決勝レース 14:00~ (日本時間 11月16日<月> 01:00~)
※決勝レースは71周完走、もしくは2時間経過時点の周回で終了
サーキット情報:
サーキット名:オートドロモ・ホセ・カルロス・ペース
所在地:インテルラゴス、サンパウロ
コース全長:4.309km
周回数:71周
トップスピード:時速323km
特徴:オートドロモ・ホセ・カルロス・ペースは、1973年にF1初開催となり、当時は8km弱の高速サーキットだったが、あまりの高速度による危険性が指摘され、1990年に現在の4.3kmのレイアウトに変更されて現在に至る。過去に数々の年間優勝(ドライバー、コンストラクター)などが決まった、F1の中でも伝統ある象徴的なサーキット。コースのレイアウトとしては、2つの直線と「セナのS字」で構成されたシンプルなセクター1から、インフィールドの連続する低速コーナーのセクター2、高速で長いコーナーのセクター3からなる。ここのピットレーンは、セクター3の最後から、ターン3の後にコースに合流し、間にDRSゾーンのストレートがあることから、ピットイン時のタイムロスは大きく、レース中のタイヤ交換の戦略がレース展開を左右し、面白くするポイント。昨年の優勝者含め、トップ6位までが3回のピットストップを行っていることから、今年も2回、ないし3回が予想される。ピレリはメキシコ同様にソフトとミディアムの2種類を今週末のレースに準備している。
気候:気温は25℃以上と暖かいが、今週末の天気予報は、現在のところ雨となっている。この時期のサンパウロは天候が不安定で、サーキットは高原・湿地に位置することから、天気が変わりやすい。
2014年優勝者: ニコ・ロズベルグ (メルセデス・AMG・ペトロナス・F1チーム)
2014年ファステストラップ: ルイス・ハミルトン 1分13秒555(メルセデス・AMG・ペトロナス・F1チーム)
ラップレコード: 1分11秒473 (2004年、フアン・パブロ・モントーヤ、BMWウィリアムズF1)
※ FIAとは、Fédération Internationale de l'Automobile(国際自動車連盟)の略称