ターサイ(アブラナ科)
ほうれんそうよりも葉に厚みがあり、色も濃いのがターサイ。平たくつぶれた株の形は、寒風から守るためといわれるように冬場が旬の緑黄色野菜です。中国語で「ターサイ」とは、「つぶれた」という意味があります。
βカロテンが豊富でチンゲンサイと同じくらい含まれ、さらに、カルシウムはほうれんそうの2倍の含有量を誇ります。また、カルシウムの吸収をよくするビタミンKも豊富なので、骨粗鬆症の対策にはおすすめの食材です。特にビタミンKは、骨の形成を助けると同時に、カルシウムの流出も防ぐ効果が注目されています。ビタミンCもたっぷり含まれているので、夏にできてしまったシミや美肌対策はもちろん、これからの季節にはカゼの予防のためにも、常食するとよいでしょう。
|