運転補助装置

手の不自由な方の運転操作をサポートして、自由に移動する喜びをひろげます。

Honda・フランツシステム Honda・フランツシステムは足だけで運転できる足動運転補助装置です。

価格や適用等の最新情報につきましては、こちらをご覧ください。​

両上肢が不自由な方のために、左足の前後回転運動によるステアリング操作を可能にした運転補助装置がフランツシステムです。
この装置は、1965年にドイツで開発されて以来、ヨーロッパで高い評価を得てきました。
Hondaは、1981年に開発者フランツ氏から技術指導を直接受け、さらに独自の技術開発に取り組んできました。
現在、日本でこのシステムを提供できるのは、Hondaだけです。今回、多くのお客様に支持されているフィット e:HEVに、利便性・快適性を向上させたフランツシステムを導入いたしました。
Hondaはこれからも、より多くのお客様に移動する喜びをお届けできる技術開発に取り組み続けます。

適用車種2021年6月現在

フィット e:HEV HOME〈FF〉
フィット e:HEV HOME〈4WD〉
フィット e:HEV CROSSTAR〈FF〉
フィット e:HEV CROSSTAR〈4WD〉

■ 掲載されている写真のベース車両は、販売中のものと仕様が異なる場合があります。

装着例

フランツシステム装着例

  • 1足用ステアリングペダルユニット
    (ステアリングギアボックス)
  • 2足用コンビネーションスイッチ
  • 3足用シフトペダル
  • 足用ステアリングペダルユニット
    (ブレーキロック) 「ブレーキロック」を押しながら、ブレーキペダルを踏むと、ブレーキがロックされ、再びブレーキペダルのみを踏むと解除になります。シフト操作を安心して行えます。
1足用ステアリングペダルユニット(ステアリングギアボックス)
ペダルに装着された靴をはき、自転車のペダルをこぐように回せばハンドルは左に回ります。
その逆に回せばハンドルは右に回ります。
ステアリングペダルを取り外すことで、標準車両と同じようにハンドルを使って運転することもできます。

ハンドル操作

写真は説明のためステアリングギアボックスを取り外し、操作状態を再現したものです。

2足用コンビネーションスイッチ
ウインカー、ライトなど運転時に使うスイッチ類は右足元に集中して配置。
スイッチのレイアウトは、9パターンからお選びいただけます。
  • A:リアワイパースイッチ
  • B:フロントウインドウウォッシャースイッチ
  • C:フロントワイパースイッチ(HI)
  • D:フロントワイパースイッチ(INT)
  • E:ハザードスイッチ
  • F:ホーンスイッチ
  • G:ウインカースイッチ ターンレフト
  • H:リアウインドウウォッシャースイッチ
  • I:ライトスイッチ(HI/LO)
  • J:Honda SENSINGスイッチ(渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)、車線維持支援システム(LKAS))
  • K:パッシングスイッチ
  • L:ウインカースイッチ ターンライト

足用コンビネーションスイッチ

足用コンビネーションスイッチ

写真の装着例は​9パターン中の1例です。​

3足用シフトペダルオプション
右に回す、上下に動かすという2つの動作を組み合わせてシフト操作を行います。
車両標準のセレクトレバーも連動して動きます。

足用シフトペダル

シフト操作

P(パーキング)左に回す

R(リバース)右に回す→つま先側を踏む

D(ドライブ)右に回す→かかと側を踏む

L(ロー)かかと側を踏む

N(ニュートラル)右に回して保持

パッシブシートベルト(自動装着式シートベルト)オプション
ドアを閉めると自動的に着用できるシートベルトです。

パッシブシートベルト(自動装着式シートベルト)

写真の車両は試作車のため、実際の仕様とは異なります。

パッシブシートベルト装着車は、後席右席にサポートレッグ付きのi-Sizeチャイルドシートは装着できません。

フロアカーペットマット(フランツシステム用)
足元に上質感と快適性をプラスします。
フランツの仕様に合わせた専用設計です。

フロアカーペットマット(フランツシステム用)

写真の各種装置は参考装着例です。

  • ■ ステアリングペダルの靴は撮影のために用意したものです。お客様ご自身でご用意いただく必要があります。
  • ■ 運転席側のマットは、必ず専用ホルダーに固定して使用してください。

操作手順の動画

※動画は2022年6月現在のものです。

フランツシステム ご購入の流れ

※動画は2022年6月現在のものです。