- テーマ1 外観
- 極限まで前に出されたAピラーが外装デザインの一番の特徴。独自の外観に加え、運転席に座ったときの奥行き感。他の車とは全く違う雰囲気。丸く面に張りのあるプロポーション、凝った造形で陰影をきれいに表現するサイドのキャラクターライン、リヤフェンダー周りの曲面など非常に凝った美しい面構成です。
先代とあまり変わってないと言われがちですがとんでもないですね。大きく進化したデザインです。
残念な点は14インチ車のフェンダーとタイヤの大きな隙間です。見た目スカスカなのがとても気になっています。
- テーマ2 内装/居住性
- インテリアデザインもこの車を選ぶ大きな要素でした。近未来的でスポーティーなインパネのデザインは、他のどの車にも似ていない、一目でFITとわかる凝ったデザイン。シンプルなデザインが好まれることが多いですが、せっかく新車を購入するわけですから、新しさ、楽しさを感じるものがいい。ステアリングのデザインと握り心地もこの車を選んだ重要な要素です。
このサイズとしては申し分のない居住空間を、デザインの犠牲なく作り出しているというのも感心できる点。センタータンク構造を生かしたシートアレンジもよく練られています。
- テーマ3 走行性能
- CVTとエンジンの連携がいい。街中走行では2000回転前後キープでスルスルと静かで充分な加速が出来、高回転を使えばそれなりにパンチのある加速が楽しめます。
長い下り坂では適度にエンジンブレーキが効くよう制御され、無駄なブレーキ＆アクセル操作が軽減されて運転が快適です。
停止時、上り坂発進のクリープ制御はおおむね意図通りでいいと思います。しかし最近気になる点としては、平坦路でブレーキをはなした後、クリープ発生までのタイムラグが長い場合があり、カックン発進になりがちなところがありです。スムーズな発進を狙ってせっかくトルコンを採用した利点が、スポイルされているのではと思います。
- ご購入される前にこのクルマにどんなイメージをお持ちでしたか？デザイン、性能等で期待されていたことを含め、お聞かせください。
- Honda車は今回で3台目の購入。特に特定のメーカーにこだわってはいません。買い替え時期に一番気に入ったクルマを購入するというスタンスです。結果としてS社、Honda社が多くなっています。
FITはモデルチェンジによって内外装の魅力が増し、疑問が多かった標準装備が充実したため、購入に踏み切りました。
