夢の続き―fiestaにて
- 杣夫の末裔さん (30代/愛媛県)
- Type T
2013年10月29日の投稿
昨年春にNSXを購入して以来、NSX fiestaに一度参加せねばオーナーとして画竜点睛を欠く(?)というものだろうと思っていたので、今年の初め頃から参加のための休暇スケジュール調整などを意識して過ごしてきた。直前に季節外れの台風接近となり、ハラハラさせられたが、幸い直撃はせず中秋の気持ちの良い気候の下、祭典は挙行された。
単独初参加という事で多少不安もあったが、2日間は本当に夢のように時が過ぎ仕事で煮詰まり気味だった心身に非常に良い栄養となった。チャレンジコースで走行メニューにも挑戦したが、初日は清水和夫氏、2日目は黒澤元治氏の指導の下、普段は踏み込まないNSXの真価の一端を垣間見ることが出来、ますます車の事が好きになった。
一度お目に掛かりたいと思っていた上原繁氏にもお会いする事ができた。初日の開会式前、会場に向かう廊下で偶然出くわし、意図していなかったので固まってしまい不審に思われたかなと頭を掻く次第だが、技術的な事を色々聞きたいと考えていたものの、「おかげで人生楽しくなりました」と一言を絞り出すので精一杯だった。
ディナーパーティーでは次期NSX開発責任者のTed Klaus氏がサプライズで登場された。次期型は米国主導の開発生産という事もありどうなんだろう?という所があったが、氏と直に接するに違和感はかなり解消された。初代開発チームから「初代を超えて欲しい、でも今の進捗ではまだまだ」と発破をかけられているのを見るにつけ、この方はとんでもない苦労されるなと思い応援したいと思った。
詳細は差し控えるが、パーティー上、黒澤氏から次のイベントに関する告知もあり、私としても新たな目標ができた。また貯蓄とスケジュール調整しないといかんと決意を新たにする次第である。結びにこの場をお借りして、お世話になったスタッフ、参加者の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。
写真(1) 秋晴れの下、オープンルーフでファイナルパレード整列準備
写真(2) 走行プログラム前、鈴鹿サーキットバドックにて軽点検中