購入の決め手
購入したいS660の車種はネットの記事や動画共有サービスの情報から、エアロデザインの外装と内装の高級感、スポーツ性に特化した数々専用アイテムを装備したHonda渾身のコンプリートモデルであるModulo Xと決めた。しかしながら、すぐにでも購入はしたいが、第三者から見ればそれは高価な大人のオモチャにしか映らないと思われるこの四輪バイクの購入をどのようにして、我が家の財務大臣の妻に話し承諾してもらうかのシナリオをいろいろと考えたがシナリオはできなかった。
定年退職まであと約3年前の時に唯一の交渉ネタとして「定年退職を迎えた自分へのご褒美を買って欲しい。」と話をするしかないと心に決め、その後は悶々とした日々を送っていた。定年退職の約半年前に突然「S660生産中止と計画生産台数しか購入できない」とのニュースが飛び込み、同時に全国から購入予約が殺到し日に日に購入できるワクが減って行く事態となった。
今しかない、妻に思い切って購入したい話をすると案の定、妻から「NO」を突きつけられ時間が切羽詰まっているのに最大のピンチ。よく考えてみると妻の気持ちもわからないでもない。妻から私に突然、実用性のない300万円のアクセサリー買って欲しいと言われたのと同じことをお願いしているのである。その後いろいろと話をして最後には妻が渋々折れてくれ、その足で妻とディーラーへ直行し、「S660 Modulo X特別仕様車〈バージョンZ〉」を予約することができました。納車まで時間はかかったが、これは私の一生の思い出にもなったし、何より妻には今でも大変感謝しています。
定年退職まであと約3年前の時に唯一の交渉ネタとして「定年退職を迎えた自分へのご褒美を買って欲しい。」と話をするしかないと心に決め、その後は悶々とした日々を送っていた。定年退職の約半年前に突然「S660生産中止と計画生産台数しか購入できない」とのニュースが飛び込み、同時に全国から購入予約が殺到し日に日に購入できるワクが減って行く事態となった。
今しかない、妻に思い切って購入したい話をすると案の定、妻から「NO」を突きつけられ時間が切羽詰まっているのに最大のピンチ。よく考えてみると妻の気持ちもわからないでもない。妻から私に突然、実用性のない300万円のアクセサリー買って欲しいと言われたのと同じことをお願いしているのである。その後いろいろと話をして最後には妻が渋々折れてくれ、その足で妻とディーラーへ直行し、「S660 Modulo X特別仕様車〈バージョンZ〉」を予約することができました。納車まで時間はかかったが、これは私の一生の思い出にもなったし、何より妻には今でも大変感謝しています。
購入検討者へのアドバイス
S660は何度も言うようにマイクロスポーツカーで運転するのが楽しくなるクルマであるが、その反面ファミリーカー的な実用性はありません。また、すでに生産中止になっており、新車購入はできず登録済未使用車や中古車でしか購入できません。また、現存するS660には台数に限りがあるためか、その価格は現在高騰しています。
S660購入のアドバイスにはならないかもしれませんが、S660購入するには私の経験から言わせてもらいますと、「費用の壁」と家族がいれば「家族承諾の壁」の2つの壁立ちはだかっていると思います。前者は資金計画を立てて対応するしかなく、後者は理解があり承諾してくれる家族であれば全くその心配はありません。私の場合は、後者の壁が高く困難を極めましたが、家族との交渉の際は相手の立場にも立って「購入が許される条件を出してもらいたい」とか「〇〇はやめる」など購入交渉のテーブルに挙げる項目を考える、また約束したことは必ず実行するか、またはひたすら頭を下げて承諾してもらうぐらいしかないかなと思います。皆様のご健闘をお祈りします。
S660購入のアドバイスにはならないかもしれませんが、S660購入するには私の経験から言わせてもらいますと、「費用の壁」と家族がいれば「家族承諾の壁」の2つの壁立ちはだかっていると思います。前者は資金計画を立てて対応するしかなく、後者は理解があり承諾してくれる家族であれば全くその心配はありません。私の場合は、後者の壁が高く困難を極めましたが、家族との交渉の際は相手の立場にも立って「購入が許される条件を出してもらいたい」とか「〇〇はやめる」など購入交渉のテーブルに挙げる項目を考える、また約束したことは必ず実行するか、またはひたすら頭を下げて承諾してもらうぐらいしかないかなと思います。皆様のご健闘をお祈りします。
話は約40数年前の私の高校生時代に遡ります。近所のお兄さんが赤いHonda CBX1000のバイクを所有していました。見たことのないインライン6気筒エンジンの美しさと乾いた甲高い排気音、ローギアで130km/hは出る、CBX1000によって私は一発でバイクの魅力にとりつかれてしまった。バイク禁止の高校卒業後、大学に入学し必死にアルバイトして稼いだお金で中型免許取得し250ccバイクも購入し念願のバイクライフを楽しみました。社会人になると更にバイクの台数は3台に増えオンロードと林道ツーリングでバイクの解放感や自在に操る運転の面白さにはまってしまいました。結婚し子供ができるとめっきりバイクを乗る機会が減り、1台、2台、3台と全てのバイクを手放すことになりました。その後、子育てが終わった55歳で大型免許取得のため教習所に入所したが、同僚がバイク事故で仕事を辞めざるを得ないほどのケガを負い、妻の助言もありリ私の「リターンライダー」の夢は完全に散ってしまいました。
ちょうどその頃、ミッドシップ・オープンスポーツS660のことを知り、走る、曲がる、止まるが意のままに操れ、風を感じる解放感あるコックピット、2シーター、荷室はない、まさに四輪バイクだと思った。購入して乗ってみるとこれまでファミリーカーしか運転していない自分にとっては異次元の世界。低い視界で、操安性の高さ、アクセルに連動した心地よい排気音、風を感じる解放感の素晴らしさ、まさにマイクロスポーツカーで運転がワクワク楽しくなる私にとって唯一無二のまさに「四輪バイク」そのものであった。一人で運転することが多いが、時には助手席の妻とドライブを満喫して、充実した休日を過ごしています。
