発注直後は桜の開花にS660の納車が間に合うか訝しんでいたが、2月下旬に納車されたため、無事花見ドライブができた。その納車直後のユーザーボイス報告で、間を開けて投稿するとしていたが、後期モデルを運用しはじめて衝撃を受け、どうしてもそれを記しておきたくなったので、面目ないが投稿させてもらう。
公式には一切触れられていないので、何時のタイミングでそうなったのか分からないが、足回りのセッティングが少なくとも初期モデルから変更されているとしか思えない。納車直後も「S660の乗り味こんなだったっけ?」と違和感は抱いたが、本格的に通勤等で乗りだしてそれに気付き青ざめた。何故か?どうしても欲しい訳でもないが見栄で買ったと書いた手前なのに、私がライトウェイトスポーツとして好む方向になっていたからだ。
初期型のアシはミニサーキットなどをガリガリ走る為に設定された仕様に思え、流すような速度域の運転は楽しく感じなかった。それを私はPUと太いタイヤのミスマッチと解釈し、解決策は出力向上しかないのでは?と考えていたのだ。それがタイヤの変更なしで変なロールが発生するわけでもなく、しなやかさが付加されている。これは一体どういう事なのか…。
S2000を前期から後期にスイッチした時も、ホイール&タイヤサイズアップしつつ上質な乗り味になっていてメーカーの仕事の奥深さに唸らされたが、前期型のソリッドさも忘れ難く結局買い増ししたが、それに類するショックを受けた。技術資料が見当たらないので、これが私の思い込みか否か機会があれば真偽を伺ってみたいが、好きになって降りられない車が増えるのは困るのだ。


