『ミッドシップリアドライブ、2シーター、DOHC 4バルブ』私がこのクルマの魅力を聞かれればこう答えます。スーパーカー世代の私にとってこのキーワードは『スーパーカーの資格』の絶対条件です。ですから、この条件を満たせばクルマのサイズや排気量(気筒数や馬力)や価格に関係なくスーパーカーなのです。S660は軽自動車ですから、全幅1480mm以下にしなければなりません。その制約の中でモーターショーのコンセプトカーがそのまま市販されたような、この上なくスタイリッシュなデザインは本当に感激しました。特にエンジンフードの左右がリアに傾斜しながら流れるラインがたまりません。またセンターの平らな面に開けられた通風孔から見えるHondaのロゴもお気に入りです。Honda車は平成13年にS2000(現在は所有していません)を購入してから約15年ぶりですが、S660は私にとって念願の『初のスーパーカー』となりました。Hondaの皆様本当にありがとうございました。