オーダーを即入れた4月2日(発売日)から、納車日を指折り数える数ヶ月間でした…。いや、免許を取った頃からこのスペックの車をずっと待ち望んでいた事を考えると、納車待ち20年だったと言ってよいかもしれません。
現物のS660に乗ってみて、あの○ェラーリや○T-Rも、もう羨ましくなくなりました。なぜならば○ェラーリはスーパーカー、○T-Rはスポーツカー、そしてS660はレーシングカートと、範疇が異なるものだと感じるからです。この小ささがもたらす人車一体感は、完全に体の一部と化した感覚です。「回頭性が良い」とはまさにこの車のために存在していたような言葉で、タイトな峠ではミズスマシの如くコーナーを切り抜けて行きます。ハンドリングの超絶さに比べて、エンジンはフツ〜の軽自動車であること(苦笑)には、開発陣の忸怩たる想いも推測されるものです。走りに余分なものを削ぎ落とした、このスペックのクルマを世に送り出して下さったHonda開発陣の皆さんには感謝です。
これは「世界最小のスーパーカー」です!?