目が覚めたと言うより、夕べは、なかなか寝付く事が出来なかった。
心の高揚感から、睡眠が妨げられたが、いつものことである。出発の準備を整え、車のドアをおもむろに開け、シートに滑り込む。
スタートスイッチをONにすると、早朝の静寂を打ち破るように、3.5L V6 DOHC ツインターボエンジンが、「ブォーン」と1声、咆哮をあげ息を吹き返し、また静寂に戻った。
そう、この車は、ハイブリッド車であった。
しかも、外観は全くのスーパーカーでありながらである。
前輪左右の電気モーターの駆動により、無音で駐車場から、そろそろと走行を始めた。
本日の行き先は、毎年恒例の、この車種限定の集いに参加するため、鈴鹿サーキットに行くのだ。
今年は、このNC1を迎え、しかも初めて片道約500kmの長距離ドライブに気持ちが昂り、充分な睡眠が取れぬままの出発にはなったが、無理をせず安全運転を心掛けることは言うまでもない。
次回作は、多分ないと思う?


