東京では久し振りに晴れた先日の金曜日。日差しが心地良さそうで、軽いドライブを兼ねてお世話になっているHonda Cars 東京中央 杉並店を訪問することにした。過日、給油のために立ち寄ったガソリンスタンドで気づいた不調のためである。事前のやり取りもあり、部品の交換はいつものように工場長のTさんが対応して下さり、作業の終了後にお世話になっていることへの感謝を込めて写真を撮らせていただいた。
type Sは高性能で卓越した車だが、初年度登録（2002年（平成14年））から既に14年。大切に乗っていても、時に予期せぬ不調や小さな不具合が出るのは避けられないことなのかもしれない。だが、この年式のこうした性質の車で維持にあたってほとんど手がかからないことにも改めて驚く。運転はだいたい月に一度程度で週末の晴れた日のみ。乗った後はボンネットとリアのハッチ、エンジンルームのメンテナンスリッドを開けて熱が下がるのを待ちながらボディ全体を十分に湿らせたクロスで撫でるように汚れを取り、その後渇いたクロスで拭きあげてボディカバーをかけて終りである。エンジンはもとより走行に不可欠な各部の調子はすこぶる良く、「さすがHondaだな」と乗るたびに思う。
大切な車を良い状態で長く維持するためにはディーラーのサポートが不可欠だといつも感じている。私のNSXのような今となっては古い車にとっては、それは尚更だ。その意味で、工場長のTさん、営業で担当いただいているKさんをはじめ、杉並店のサービス、営業、スタッフの方々には一年を通して止むを得ず頻繁に訪問して大変お世話になっている。愛車と共にこの場を借りてお礼を申し上げたい。