納車後8か月。1万キロを超えて、LEGENDの本当の味が見えてきた。カタログや展示車の評価で、デザインが古臭いとかいう声がよく聞かれるが、自分も少なからずそう思っていた。が、そんなことはなかった。地味なデザインの中に本当の大人の魅力が隠されていたのだ。飽きの来ないデザインとはよく言うが、LEGENDは、飽きるどころか発見の連続である。出先での駐車場「あれ?こんな角度から見るとこんなに美しいんだぁ〜」と、惚れ直すことが多々ある。地下の駐車場、都会のアウトサイドの駐車場、木漏れ日の当たる森林や、青空の下での駐車場…「はっ!」とさせる美しさが目に飛び込んでくる。これこそが大人の魅力である。今回は、普段、目にすることがない角度からのLEGENDを紹介します。
SH-AWDの走行性能は、申し分がない。以前のSH-AWDは、「お〜すごい。でも〜…」という感じだったが、この3モーターハイブリッドによるSH-AWDは、その感覚を街中でも感じることが出来る。決して運転がうまくなったわけではないが、そう感じさせるSH-AWDは、頂点と言っても過言ではない。また、SPORTモードにセットして、アクセルを踏み込めば、胸のすく加速感に体中の血液が反応する。「快感!」SPORTモードのまま山間部へ踏み入れて、ひとたびステアリングを切れば、その反応が実に気持ちがいいスポーツを味わえる。運転をする本当の喜びを教えてくれる大人のLEGEND。何よりも驚いてしまうのが燃費性能である。下道を流れに乗って走ればリッターあたり15.8キロという驚異的数値。リッターあたり19.7キロというドライブノートもある。生涯燃費は、リッターあたり12キロ。SPORTモードを楽しんでも、月平均リッターあたり10キロを割り込むことは、いまだにない。


