2年前に体調を崩し、運転ができなくなった父の愛車インスパイア。
これといって趣味のない父の唯一の楽しみがクルマでの遠出、8年で135,000kmを走るほどでした。
なんとか運転ができるよう回復してほしかったのですが、結局、今月の免許更新を断念、免許を返上し、車検切れと共にこのクルマを手放すことになりました。
たまに父の代わりに乗ってみると、V6、3000ccのエンジンは気持ちよく吹き上がり、250psのパワーと力強いトルクは最近の行儀のよい?ハイブリッド車とは一線を画すようで、手放すのが少し惜しくなります。
これまでも父を乗せて出かけたいと思いながら、運転できない悔しさを思い出させてしまうのではないかと二の足を踏んでいましたが、最後に一緒に遠出できればと思っています。