希望する仕様の中古車が県内に無かったため、隣県のHonda Carsまで遠征しました。
認定中古車であれば全国のHonda Carsで「ホッと保証」が使えるので、販売店が遠くても安心です。
複数台展示されていたシャトルを隅々まで見比べていたのですが…たまたま近くにフィットも置いていました。
あまり見かけない1.5Lのガソリン車で装備も充実しています。
ラゲッジスペースはシャトルほどではないにしろ必要十分な容積でした。
後部座席もコンパクトカーらしからぬゆとりがあり、妻の「これで良いんじゃない?」の一言で決まりました。
実は私自身も内心「この車格で1.5Lなら走りも楽しめそう。」と思ったのは秘密です。
ゆとりを持たせる方向ではなく、不要なものを削っていくと「フィット」で満足できる方は多いと思います。
セダン、ミニバン、ワゴン、SUV、それぞれの良さがありますが、それらの最大公約数が「フィット」です。
とは言え「走行性能」「安全性」「快適性」「レイアウトの自由度」などに妥協はありません。
これは新旧モデルにかかわらず、歴代フィットの普遍的な良さだと思います。
とにかくパッケージングが優れていて、使い勝手が良い点が気に入っています。
大人4人乗車で旅行に出かけることが多いのですが、数日分の荷物であればラゲッジスペースに収まります。
この車格にしては圧倒的に居住性が高いです。後席でもゆったり寛げます。
また、高速道路や山道でもまったく運転にストレスがありません。走りも安定しています。
「アクセルペダルを踏んだ分だけ加速して、ステアリングを切った分だけ曲がる、ブレーキペダルを踏んだ分だけ減速する。」
という当たり前のことが、自分の手足を延長したかのように自然に操作できるのが素晴らしいです。
長距離移動だけであれば、もっと大型のクルマでも良いのですが、旅先が山中の神社や仏閣の事が多く、細い山道でも難なく走れるフィットの「サイズ」に助けられることも多いです。
また駐車場では全高155cm以下の駐車枠だけが空いているということも多々ありました。
旅を通じて家族との絆を紡いでくれる頼もしい相棒です。