購入前はガソリンモデルのつもりでいたのですが、発売前情報でパドルシフトが装備されない一点でがっかりしました。
減速セレクターの存在を知り、e:HEVについても色々調べた上で、e:HEVモデルを選択しました。
車自体はカタログで詳細を検討するでもなくオーダー可能になった初日に注文してしまいました。
グレードは決まっているので、車体色くらいしか悩むところがありません。
管理されているみたいで、回転数自体に拘る意味は薄そうです。
その昔、ワンダーシビックに乗っていた方、あのHondaらしさがより上質感をまとって戻って来ますよ。
ずっとHondaを乗り継いできましたが、一番お気に入りだったのは、35年も前になるワンダーシビック Siです。
DOHCエンジンが軽く吹け上がり、運転していて楽しい車でした。
そろそろ最後の車を選ぶ年齢に差し掛かり、あの車自体はさすがに手に入りませんし、同じ位の大きさというとフィットを考えました。
納車されてみると、サイズ感、車内のデザインなど、ワンダーシビックを現代に合わせて再構築したような仕上がりでした。
RSのバッジは車内にはなく、これまでのオレンジのステッチはイエローになっているのが、個人的にはハマりました。
ワンダーシビックの時もわざわざSiのバッジを外して25iに貼りかえていましたし、見かけは大人しいデザインが好きですので。
小さなボディで細い道でも気軽に入っていけますし、普段はモーター駆動だけあって、低速でのトルクや中速からの加速は申し分ありません。
ハイブリッドのメリットには低燃費を挙げることが多いですが、ガソリン車にはない動力源の高質感があり、そちらを訴求した方が良いと思いました。
力強い加速感も納得ですが、静かに走らせてもハンドリングが素直で楽しいです。
ロードセーリングと銘打つには、e:HEVモデルで正解だったのかも知れません。