10代の頃はバイクに夢中。当時は2ストロークの愛機を大切にしていました。運動神経も鈍く、何の取り柄もない私でしたが運転することは大好きでした。社会人になり、最初は2シーターのロードゴーイングレーサーやオープンスポーツカーでワインディングを気持ちよく走っていましたが、子供ができたことで一気に方向転換を迫られました。家族で出掛けるのに最適なコンパクトカーを探していて辿り着いたのが、GD3 フィットでした。9年乗り続け、まだまだと思っていた矢先、悲しい出来事があり廃車となってしまいました。次の愛機を探すこととなりましたが、もう私に迷いはありませんでした。競合他車はなく本命一本、GK3 フィットです。最初は、GD3 フィットよりも精悍な顔つきになったGK3 フィットにどうしても違和感を感じずにはいられませんでした。しかし、Hondaのアイデンティティーを感じるフロントマスクに羨望の念を抱くようになるのに、そう時間はかかりませんでした。フィットの優れたパッケージング、コストパフォーマンスの高さ等は十分に理解しておりましたが、やはり動力性能は満足できるレベルなのか心配でした。ハイブリッドではなく1.3Lガソリンエンジン車を選択しましたが、さすがi-VTEC、決してパワフルとは言い難いのですが、必要にして十分なパワーを備えていました。まだまだ慣らし運転中ですので、高回転をキープするような走り方は全くしていませんが、低回転からストレスなく吹け上がってくれます。慣らし運転が完了し、本領を発揮してくれるのを楽しみにしているところです。ハイブリッドエンジンの静粛なスタートも当たり前となった昨今ですが、ガソリンエンジンのエクゾーストノートを楽しみながらマニュアルミッションを駆使して加速していくのも、いいものです。アナログ好きなオールドタイプの戯言と言われそうですが…。通勤メインの使い方ではありますが、その僅かな時間が自分を解放できる貴重な時間となっています。出勤時は渋滞にも巻き込まれますが、帰宅時はフィットとの楽しいひとときを過ごしています。まとまり感のあるエクステリアデザイン、広々とした室内空間、運転が楽しめるエンジン特性、まさにコンパクトカーここに極まれり、といった感じですね。これから外出に最適な季節を迎えますので、家族旅行、ドライブ等、愛機の活躍を楽しみにしております。

復活への祈り虚しく廃車せざるを得なかったGD3 フィットに替わり、今回も5MTのGK3 フィットを購入。まだまだ慣らし運転中です。13Gですので、「トルクフルで余裕のパワー」とはいきませんが、スムーズな吹け上がりには満足しています。i-VTECの恩恵でしょうか、絶大なパワー感は当然ありませんが、気持ちの良いNAの加速が楽しめます。フロントマスクもなかなか男前です。キャビンの広さも特筆ものですね。窮屈さを全く感じることなく、ストレスフリーでドライブに集中できます。慣らし運転後の燃費が楽しみです。