先代のFK7からの乗り換えです。
初見から鮮烈な印象を残すFK型に比べると、
FL型の第一印象は正直インパクトに欠けるものでした。
「やはりFKこそが至高。これからもずっと乗り続けよう。」
そう心に誓ったはずなのですが、それから1年ほどが経ち、
e:HEV仕様が追加されたタイミングで愛しのFK7を手放す決断をしました。
e:HEVの優れた動力性能と燃費が乗り換えを後押ししたのは事実ですが、
何よりこの外連味の無い見た目が最大の決め手となりました。
以前はピンと来なかったデザインを、いつの間にか魅力的に感じるようになっていたのです。
まずルーフから車体後端にかけての滑らかなシルエットが秀逸です。
それから、テールゲートとボディの分割線が美しく、開口部の輪郭も無駄がなく綺麗です。
他にも、サイドを走る直線的で潔いプレスライン、ほど良くシャープなヘッドライト、
アコード ユーロR(CL7)を彷彿とさせるホイールなど、美点を挙げればキリがありません。
“クルマは第一印象がすべて”と決めつけていましたが、必ずしもそうではないと思い知った次第です。
今度こそ長く乗り続けたいと思います。


