•                    
  • 検索結果一覧
  •                    
アスコット イノーバ
初DOHC

初DOHC

アスコット イノーバ 2.3Si-Z
撮る猫
60代/男性/群馬県 2024年3月9日投稿
購入の決め手
スタイリッシュで、パワフルなDOHCエンジンが決め手。
購入検討者へのアドバイス
中古市場でもお目にかかれないが、このデザインが好きで走りも求めるならいい選択かも。

自分は、このクルマが初のDOHCエンジン搭載車で、初のオーバー2リットル。
今ではファストバックセダンを「クーペセダン」などと訳の分からん呼称をつけられているが、このクルマはまさに時代を先取りしすぎていた車。
不人気車ではあったが、クルマ自体の出来は素晴らしいもので、ダブルウイッシュボーンはストロークも十分あり、コーナリング性能は新車契約時に発注した無限サスをオプションで装着していたことなどもあり実にスムーズだった。
広い懐を持ったクルマで、軽いブレーキングとカウンターで難なくコーナーをパスしていける。
赤城山、榛名山などの地元の山々を幾度となく攻めた思い出。
ATは2台目だったが、MTでは不可能なコーナー立ち上がりでのシフトチェンジもステアリングから手を放さず行え、クラッチ操作の必要がない左足はしっかりと体を支えることができたことで、ATでもスポーティーな走りは可能だと感じた。
素晴らしいのは、4気筒エンジン作らせたら世界一と思っているHondaのDOHC。
2.3リッターに引き上げられたH23Aは、フラットなトルクと高回転まで気持ちよく回り、ターボやVTECと違った段付きを感じさせなずに踏めば踏んだだけ車速がついてくる素晴らしいエンジンだった。
ともすればハッチバックと間違われそうなボディデザインだが、独立したトランクとしたことで剛性感も高く、空力性能も専用リアウィングの効果か、高速でも非常に安定した走行を甘受できた。
無限サスは、若干腰高な感じにはなってしまったが、モータースポーツ由来の足は回頭性とステアリングレスポンスにも寄与していたが、走りの良さとともにショーウィンドウに映る愛車の美しいプロポーションに見とれて後車からホーンを鳴らされることも。
スタイル重視で選んだアコード・インスパイアから比べると、スタイリッシュながらスポーティーで走ることが楽しくなる一台だった。
VTECに乗りたくなって、トルネオ SiRに乗り換えるのは大いに悩まされた。
自分が選ぶクルマは、なぜか不人気なものが多いのだが、このスタイリッシュなセダンは生まれる時代を間違えたのかもしれない。

総合評価

★★★★★

お気に入りポイント

  • 外観
  • 内装/居住性
  • 走行性能
  • 装備/オプション

投稿内容は、お客様個人の感想であり、
弊社製品の性能、機能を保証するものではありません。

  •                             
  • 検索結果一覧
  •                           
PAGE TOPへ