投稿タイトル:「現時点で最高の軽ハイトワゴン!」 |
ほう作さん 40代 (三重県在住)
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<2007年1月23日の投稿> |
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角ばっていてドッシリと踏ん張った印象を受けるデザインと、ちょっと偉ぶった雰囲気の厳ついフロントマスクが何とも言えません。女性向けの丸っこい可愛いデザインやファニーフェイスが主流の現在の軽自動車の中では希少な存在です。
軽自動車は、ただでさえ小さくて普通車のドライバー等から舐められやすく、無理な割り込みをされたりするケースが多いので、そういう、事故に繋がりかねないリスクを回避するためにも、この強面デザインは有効だと思います。
実は妻の車として買ったのですが、D車のMを二代乗り継いできた彼女も、年末にモデルチェンジした新型Mについては「丸っこ過ぎて嫌だ」と拒絶反応を示したので、「じゃあ、Hondaのゼストっていう車にしようか?」と写真を見せたら、こちらは二つ返事でOKしてくれました。実は案外、こういうデザインの軽自動車を求めている女性も多いのかも知れませんね。
あと、ドアミラーの形も絶妙ですね。一見、小振りで横長のスタイリッシュなデザインに見えながら、実は上下方向の視野も広く、バックで駐車する際などにミラーを下に動かす必要が無いのは便利です。
ゼストのボディカラーについては、「強面系デザイン」も相まってダークカラーを選ぶ方が多いようですが、我が家のゼストはタフタホワイトです。膨張色である白も、大きく見えるデザインのゼストがさらに大きく見えてなかなか良いですよ。 |
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インテリアの質感も高いですね。試乗した時に「これが軽自動車の内装か?」と驚かされました。
また、よく指摘される「後席シートバックの高さ不足」も、ヘッドレストを目一杯まで伸ばせば全く気になりません。後席にスライド機構はありませんが、後席スペースと荷室スペースの配分が絶妙で、どちらも十分広く感じられます。
現在、股関節の手術をした義父の病院でのリハビリの送り迎えにもゼストを使っていますが、まだ股関節があまり深く曲がらない義父でも、助手席を目一杯前にスライドさせた上で、シートバックを少し倒した後席に乗せれば、ほぼ脚を真っ直ぐ伸ばした状態で座ってもらえるので、非常に好評です。
あと、これはライフも同様ですが、ハザードスイッチの位置が非常に分かりやすくて押しやすいのもポイント高いですね。一昔前の軽自動車は、なぜかハザードスイッチがステアリングホイールの奥に設置されていることが多く、運転中に操作するのは危険ですらあったことを考えると隔世の感があります。 |
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重い車体にNAエンジンという組み合わせの「ノーマルG」ですが、我が家の使い方では必要にして十分な動力性能で、不満を感じたことはありません。長い上り坂などでは「さすがにエンジンが目一杯頑張ってるな」と感じることはありますが、室内の静粛性が高いので、エンジンがブンブン回っていてもあまり不快な音は侵入してきません。
それよりも、貪欲なまでに低燃費側に振ったエンジンやATのセッティングを評価したいですね。我が家では、妻の車/セカンドカーとして使っているので、せいぜい半径2〜3km以内のチョイ乗りが大半を占めるのですが、それでもリッター15〜16km/Lは走ってくれます。
また、ボディ剛性が高く、乗っていて安心感がありますね。衝突安全試験において軽自動車としては初の最高評価を獲得したのもむべかるかな…と頷けます。
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