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前後1110mm×左右770mmもある大開口スカイルーフで、自然との一体感も文句なし
ゆったりと足を組むことも可能な、ひとクラス上のゆとりを確保したリアスペース
キャビンとラゲッジの両立も、ホンダ独創のセンタータンクレイアウトだからこそ実現
リアシート肩口のフックを起こし、シートバックを前に倒す操作でダイブダウン完成
変幻自在のウルトラシートはエアウェイブの自慢。チップアップすればトールモード |
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フィットのセンタータンクレイアウトや、オデッセイの低床フロアなど、斬新なアイディアと技術によって、コンパクトカーやミニバンカテゴリーを引っ張って来たホンダが、またまたやってくれた。コンパクトワゴンカテゴリーのもと、室内の広さや使い勝手の良さに加え、開放感までも手にした『エアウェイブ』の登場である。 ホンダ独創のセンタータンクレイアウトを採用した、そのボディは、全長4350mm×全幅1695mm×全高1515mm(スカイルーフ仕様)の広さと扱いやすさを両立させたコンパクトなサイズ。 ラゲッジの広さや、使い勝手が重要視されるワゴンでありながらも、「人」を最優先に考えて造ったという室内を確認してみる。ゆったりくつろげる空間を目指し、人と人との距離感を大事にしたというだけあって、後席の快適性は非常に高い。足も容易に組めるほどの広さがあり、コンパクトカーにありがちな肩がシートからはみ出してしまうといった、小さなシートサイズではなく、前席同様に身体全体をしっかりとサポートしてくれる。クッション性も申し分ないもので、心身ともに快適な移動ができそうだ。 キャビンには快適性をもたせ、ラゲッジには使いやすさと、広さをもたせることができたのも、センタータンクレイアウトだからこそ。しかし、センタータンクレイアウトの利点はこれだけではない。それが多彩なシートアレンジである。ウルトラ(ULTR)シートと名づけられた、そのアレンジモードは大きく4つに分けられる。 |