アコードユーロR

日常のアコード

batukaさん (50代/三重県)

2011年10月17日の投稿

とある日曜日の朝、アコードのドアを開けてレカロシートに腰を下ろす。ニュートラルの位置を確認してからクラッチを踏み、イグニッションスイッチをオンにしてエンジンを始動する。何気なくいつも行っている一連の行動をひとつ一つ確認しながら確実にこなしていく。休日での出勤で気が重いが、思い直してアコードでいつものように出勤する。道路は休日ということもあって空いている。人気のないガランとした職場に到着してアコードも1台だけポツンと駐車場に置かれている。風邪気味の私を心なしか気遣うように見つめてくれている。平日にはけなくてたまった仕事を気合いを入れてこなす。秋晴れで天気がいいのに残念ながら仕事するわたしを少しばかり恨めしそうにアコードは訴えかけてくるも、次のお出かけまで待つようにやさしくなだめて言い聞かせる。不本意ながらもうなづく物分かりのいいアコードである。私にとってはよくできたアコードである。夕刻、仕事の疲れを癒すため、気分転換も兼ねて愛犬の散歩に出かけてみた。愛犬もまたアコードがお気に入りなのである。

アコードユーロR