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ロマネスコってどんな野菜?

ロマネスコはカリフラワーやブロッコリーの仲間で、花蕾を収穫する野菜です。サンゴのような形をしたユニークな花蕾の形状は「世界一美しい野菜」とも称されるほど。
イタリア語では、「broccolo romanesco・ローマのブロッコリー」と言います。原産地は地中海沿岸で、イタリア料理ではおなじみの野菜です。冷涼な気候を好むので、日本で栽培する場合は、夏の終わりに苗を植えて涼しくなる秋から冬に向けて育てると、おいしいものが採れます。
味にクセがないため料理にも取り入れやすく、いつもの食卓に加えるだけで食卓が華やぎます。家庭菜園に加えるユニーク野菜としておすすめです。
「採れたてキッチン」で、ロマネスコの
特徴おいしい食べ方を見てみよう!
BSフジ ミニ番組「採れたてキッチン」
#1 ロマネスコ(3:52)

ロマネスコのおいしい食べ方

ロマネスコのオーブンエッグ焼き

材料(2人分)
  • ロマネスコ
    1株(500g)
  • 厚切りベーコン
    50g
  • 1個
  • 適量
  • 粉チーズ
    大さじ1/2
  • オリーブ油
    大さじ1/2
  • 粗挽き黒こしょう
    少々
作り方
  • ロマネスコを切る。下から包丁を入れると形がくずれにくい。
  • 切ったロマネスコを鍋に入れ、1分半塩茹でにする。
  • 茹で上がったロマネスコを耐熱容器に入れ、ベーコンをロマネスコの間に挿して立てる。
  • 粉チーズとオリーブ油を全体に回しかける。
  • 真ん中にくぼみを作って卵を乗せる。
  • 約10分、焼き色が着くまでオーブンで焼く。
  • お好みで粗挽き黒こしょうをふりかけたら完成。
調理ポイント
  • ロマネスコにベーコンの油と旨味を移すため、ベーコンは挿して立てる

ロマネスコ栽培、3つのポイント

ポイント1
ロマネスコはアブラナ科の野菜です。同じアブラナ科の野菜であるコマツナ、ハクサイ、ブロッコリーなどと連作するのを避けましょう。また、害虫や病気が共通するため、近い場所に植えるのも避けます。
ポイント2
水はけのよい高めの畝をつくります。また、畝にマルチを張って過湿や乾燥を避けると育ちがよくなります。
ポイント3
ロマネスコは、カリフラワー、ブロッコリーと同様に低栄養の土壌を好む野菜です。肥料を与えすぎると病気や害虫被害が多くなるので、肥料を与え過ぎないように心掛けて栽培します。

ロマネスコの栽培時期

低温に当たると花芽ができる性質を持っています。そのため、夏の終わりに苗を植え、寒くなる前に茎や葉を大きく育てておくことがポイントで、その後に大きな花蕾を収穫できるようになります。中間地なら、8月中旬~9月上旬に苗を購入して植え付けると、11月中旬~12月中旬に収穫できます。
タネを買って苗をつくるなら、7月中旬~8月上旬にポットに種をまいて約30日間、育苗します。暑い時期なので、寒冷紗で日除けをして涼しい環境に置いて育苗します。
また、早生種を選べば、春にも栽培することができます。3月下旬に苗を植えると、6月中旬に収穫できます。

ロマネスコの育て方

土づくり(新規の畑の場合)

新規の痩せている畑では元肥を施します。植えつけの2週間前までに、元肥として1m2あたり完熟堆肥2kg、油かす200gを、畝をつくる場所にまき、深さ20cmまで耕して土によく混ぜておきます。アブラナ科の野菜はやや未熟な有機物を好むので、使う肥料はどちらかというと発酵油かすよりも、油かすが向いています。
水はけの悪い粘土質の畑では、高さ15cm程度の高畝にして排水を良くします。水はけのいい砂質の畑では畝を高くする必要はありません。
なお、粘土質の畑は肥料の持ちがいいため、元肥は上記の量の2割減とし、逆に肥料の消耗や流失が多い砂質の畑では上記の量の2割増しを目安にします。
畝にマルチフィルムを張ると、畝の湿度と温度が保たれるのでロマネスコの生育が安定します。また、雨による泥はねが防げるので、病気予防になります。マルチフィルムの代わりに、刈り草やワラをパラパラと敷くのも同様の効果があります。
野菜づくりを続けている畑の場合は?
有機栽培を続けている畑では土が肥沃になります。ロマネスコを始めブロッコリーの仲間はもともと低栄養の土壌を好む野菜なので、土づくりは耕すだけで十分です。約20cmの深さまで耕したら畝をつくりましょう。この場合、1週間ほどして土が落ち着いたら苗を植えつけます。土が蓄えている養分で、ロマネスコは十分に大きく育ちます。畑の水はけの良し悪しに合わせて畝の高さを変えてください。
深く耕す時も耕うん機なら楽に耕せる
培土器を使えば素早く土寄せができる
往復して畝の原型をつくる
畝の表面をならして形を整える
マルチを畝に広げる
マルチの裾に土をかけて固定する

植えつけ

植え方
本葉が4~5枚出た苗を植えます。幅60cmの畝に1列、株間約45cmで植えます。
定植の前にポットごと水につけて吸水させてから植えるとよく、その後は水やりを控えます。こうすると、根をしっかりと伸ばすことができ、丈夫に育ちます。
がっしりした印象の苗が、いい苗。活着もよく、その後の生育が順調
マルチに穴をあけて植え穴を掘る
根鉢からポットをはずす
植え穴に根鉢をおさめ、隙間がないように土を寄せて鎮圧する
植えつけ完了。株間45cmが目安
連作障害
ロマネスコは、連作障害を避けるために、同じ場所での栽培間隔を2~3年あけると安心です。ただ、堆肥をすき込んで土づくりを続けている有機の畑では、連作障害はそれほど気になりません。

追肥と土寄せ

定植後、葉数が増えて葉も大きく広がります。
植えつけから1週間。活着して葉が増えた
植えつけから約45日。外葉が大きく広がってきた
植えつけから約70日。さらに外葉が広がってきた
生育が悪いようなら、少量の油かすを与えます。分量の目安は、1株当たりに約10gです。植えつけ後、2~3週間に1度のペースで、葉の先端の真下あたりに油かすをまいてください。葉の先端の真下は、ちょうど根が伸びてきているところなので、養分を効率よく吸わせることができます。
マルチ栽培の場合は、マルチをめくるか、切り込みを入れて追肥します。
マルチをしていない場合は、追肥をしたら土を寄せておきます。株数が多い場合は、耕うん機に培土器を取り付けて土寄せをすると便利です。

収穫

茎の頂点に花蕾ができます。花蕾が直径15cmくらいに膨らんだら、包丁で茎を切って収穫します。収穫後、株を根ごと引き抜いて処分します。
おすすめの処分法は、通路、またはロマネスコを育てていた畝に深さ30cmの溝を掘って、茎、葉、根を埋める方法です。茎はハサミでザクザクと刻んで埋めます。土の中で微生物によって分解され、土を肥やすことができます。

ロマネスコの保存方法

ロマネスコの保存方法は、基本的にブロッコリーやカリフラワーと同じです。保存に適した温度は0~5℃です。常温での保存には向いていないため、必ず冷蔵庫で保存してください。
乾燥を防ぐためにラップに包んだり、ビニール袋に入れて冷蔵します。おいしく食べられるのは3日~4日が目安。それほど日持ちはしないので、長持ちさせたい場合は柔らかくなりすぎないように下茹でしたものを冷凍すると良いでしょう。
監修
レシピ:きじまりゅうた
育て方:株式会社 学研プラス
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