ずっしりしっかり結球!ハクサイ

栽培のコツ.1
多めの元肥を万遍なくすき込む耕うん
栽培のコツ.2
早めの準備と植えつけでしっかり結球

栽培スケジュール

肥料を効かせて
葉数を増やす

ハクサイは冷涼な気候を好む野菜で、家庭菜園では秋から冬に向かっての時期が育てやすく、甘くて味が濃いハクサイになります。

ハクサイは秋冬野菜の“王様”的存在。葉がぎっしりと詰まった、ずっしりと重量感のある大玉を収穫できた時の達成感はひとしおです。鍋料理、漬け物、炒め物などでおいしくいただきましょう。

さて、ハクサイづくりでよくある失敗は、葉が巻かずに開きっぱなしになること。しっかりと結球させるための秘訣は元肥をたっぷりと土にすき込んで、肥沃な土をつくっておくことです。耕うん機を利用すると、元肥の偏りを防げ、苗の生育を揃えることができます。

肥沃な土をつくり、適期に苗を植えれば、初期生育が順調となり、大きな外葉が育って葉数も十分に増えます。こうなればしめたもの。あとは自然に結球して、おいしいハクサイを収穫できます。

ハクサイは葉がぎっしりと巻く野菜。糖分が芯に集まって独特の甘さを楽しめます。

秋冬野菜を植える準備が整った畑の様子。畝立て後、3~4週間してからハクサイの苗を植えつけます。

畝のサイズと苗の植え方

大きな外葉を育てたいので、ハクサイは株間を広めにとるのがポイントです。幅約60cmの畝をつくり、株間50cmで1列に苗を植えます。過湿を嫌うので、水はけの良し悪しで畝の高さを調節します。