はじめての耕うん機ガイド

耕うん機でできること

耕うん機でできる家庭菜園の作業や、耕うん機利用時の作業のようすをご紹介します。
※耕うん機で作業をする場合、作業によってアタッチメント(別売)が必要になります。機種によって対応していない場合があります。
アタッチメントは各社アタッチメントメーカーの製品です。

耕うん作業

耕うん作業
耕うんとは、土をまんべんなく砕いてやわらかく耕すこと。耕うんによって土に空気が混ざり、ふんわりと柔らかな、作物の根がすんなりと伸びる土にすることができます。
また、肥料を施してから耕うんすれば、土と肥料を均一に混合することも可能です。

初めて耕す場所や土が固い場所は、無理に1回で耕そうとせず、数回、耕うん作業を繰り返し行うのがポイント。少しずつ耕すことで目的の耕深に達し、土がなめらかに仕上がります。

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耕うん機での耕うん作業の
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耕うん機での耕うん作業のようすを見てみよう!

畝立て作業

畝立て作業
畝立てとは、耕うんした土を盛り上げること。地表より高くなることで日当たりや排水性、通気性が高まり、作物の根を生き生きと伸ばすことができます。

畝立ては、少しずつ土をクワですくってまっすぐ均一に土を盛ることがコツです。そうすると、そのあとの播種や苗の植えつけもしやすく、マルチも美しく張ることができます。しかし、手作業での畝立ては、特にビギナーには難しく、熟練が必要です。

そこで、耕うん機にアタッチメントをつけて、畝立てもラクにこなしてしまいましょう。かたちの整ったきれいな畝をカンタンに作ることができます。

畝には、丸畝、台形畝、平畝といった様々なかたちがあり、栽培する作物に合った畝を作る必要があります。アタッチメントによって作れる畝のかたちやサイズが違いますので、目的に合ったものを選ぶようにしましょう。

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耕うん機での畝立て作業の
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耕うん機での畝立て作業のようすを見てみよう!

中耕・培土作業

中耕・培土作業
作物が育っていくと、少しずつ株元の土が固くなったり凹んだりしてきます。
中耕とは、株元とその周辺の土を軽く砕くように耕して、土の中へ空気を混ぜ込む作業のこと。通気性や排水性が悪くなった土が甦り、作物の根が張りやすくなります。また同時に肥料をすき込めば、追肥の効果がアップします。
株元の土は水やりや降雨で凹んでくることがあります。中耕で柔らかくなった土を株元へ寄せてやると、株を安定させることができ、根張りの促進や倒伏予防になります。

そんな細かな作業も、耕うん機があれば大丈夫。また、畝立て作業で紹介した培土器、溝浚器などのアタッチメントは、培土作業も可能。幅広く耕うん機を活用することができます。

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耕うん機での中耕・培土作業の
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耕うん機での中耕・培土作業のようすを見てみよう!

除草作業

除草作業
作物がぐんぐん成長し、中耕作業や培土作業が必要になる頃には、雑草も生えてくることでしょう。
雑草は美観を損ねるだけではなく、作物に施した肥料分を横取りしたりするほか、株元の風通しが悪くなり、時には病害虫を誘引する原因にもなります。雑草に気づいたときに抜き取ることが大切で、雑草が小さいうちなら根も浅く、かんたんに抜けます。

この除草を手間なくかんたんに済ませるには、やはり耕うん機の出番です。雑草が少ないうちなら、標準ローターや培土器での中耕作業・培土作業で除草までまかなえますが、専用アタッチメントのスパイラルローターを利用することで、菜園の周囲の除草も行うことができます。

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耕うん機での除草作業の
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耕うん機での除草作業のようすを見てみよう!

整地作業

整地作業
整地作業とは、耕うんした菜園の土の表面を、なめらかに均すことです。このひと手間をかけることで、その後に行う畝立て作業などが、よりしやすく、完成度もアップします。

手作業で整地する場合は、櫛状のレーキを均一にかけて、表土に出てきた小石や異物を丁寧に取り除きます。
菜園全面、および畝立てをする場所を整地しますが、広さがあるとなかなか大変な作業になります。

耕うん機を使用すると、この整地作業をかんたんに行うことができます。

マルチ作業

マルチ作業
畝にマルチを張る作業をマルチ作業(マルチング)といいます。
マルチとは、畝を覆うように張る農業用ポリエチレンフィルムのこと。略して農ポリ、フィルムなどと呼ばれることもあります。

マルチを張れば土が乾くのを防ぐことができ、また、黒色であれば遮光することで雑草の発生も防ぐほか、地温を上昇させ、植えつけた作物の成長を促す効果を期待できます。
さらに、降雨時に株元の土が跳ね上がって作物に付着し、汚れて美観を損ねたり、病害虫の要因になるのを防ぐこともできます。

手作業の場合は、マルチシートの先端を土で押さえたあと、少しずつ引っ張りながら畝にマルチシートを被せ、左右にも土を乗せて押さえていきます。畝の端から端まで、少しずつマルチを張っていく作業は大変ですし、キレイに張るのにもコツが要ります。

このマルチ作業も、一部の耕うん機でアタッチメントを使用して手軽に行うことができます。

※一部マルチシートは仕様が異なります。
  • 農作業時の安全に心がけましょう。
  • ご使用前に取扱い説明書と保証書をよくお読みください。