MONTHLY THE SAFETY JAPAN●2003年9月号
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TRAFFIC ADVICE
ph 2003 トラフィック・セーフティ・フォーラム

ともに12回目を迎える「トラフィック・セーフティ・フォーラム」が8月、埼玉県さいたま市と三重県鈴鹿市で開催されました。このフォーラムは安全運転活動に取り組む企業を対象に、事故防止の施策などに関する企業間の情報交換を目的に行なわれています。
埼玉・鈴鹿フォーラム報告

交通安全を考える─人・企業・信頼─
 「2003第12回トラフィック・セーフティ・フォーラム」


8月1日に開催された「2003第12回トラフィック・セーフティ・フォーラム」(主催:交通教育センターレインボー<埼玉>・交通教育センターレインボー<和光>)のテーマは「交通安全を考える─人・企業・信頼─企業内交通安全対策の費用と効果」。(財)国際交通安全学会・(株)損害保険ジャパン顧問の小林實氏による基調講演、(株)ヒガ・インダストリーズ ドミノ・ピザ本部の柿内宏之氏、(株)ジャムスの外谷敬一氏による企業における安全教育の事例発表、小林氏、柿内氏、外谷氏に、交通安全キャンペーン誌「シグナル」編集長の月居吉彦氏が加わったパネルディスカッションも行なわれました。


時代が求める交通教育のあり方
 「2003トラフィック・セーフティ・フォーラムin鈴鹿」


8月20日には「2003トラフィック・セーフティ・フォーラムin鈴鹿」(主催:鈴鹿サーキット交通教育センター)が開催されました。テーマは「交通安全を考える─時代が求める交通教育のあり方」。立教大学・芳賀繁教授による特別講演「エラーと違反の心理学」の後、3つの個別勉強会が始まりました。
第1勉強会では、実技体験を通して、運転中の心理とその影響を考えました。第2勉強会では、(株)ヒガ・インダストリーズ ドミノ・ピザのアーネスト・M・比嘉社長による同社の交通安全教育の事例発表が行なわれました。第3勉強会では、松坂市民病院・畑地治氏が自らの患者としての経験をもとに睡眠時無呼吸症候群の症例と治療法について述べられました。

SJ9月号では、さいたま市ラフレ埼玉と鈴鹿サーキットで行なわれた「トラフィック・セーフティ・フォーラム」の模様を紹介しています。

 
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