パンクしたタイヤの交換
運転中にタイヤがパンクしたときは、ハンドルをしっかり握り徐々にブレーキをかけてスピードを落とし安全な場所に停車してください。その後、応急用スペアタイヤに交換します。パンクしたタイヤの点検や交換は、Honda 販売店に依頼してください。
- 注意
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タイヤを交換するときはエンジンを切る。エンジンをかけたままにすると排気管でやけどを負うおそれがあります。
- さらに詳しく
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スペアタイヤの空気圧は使うときに調整してください。やむをえず、未調整のまま走る場合は、速度を控えめにしてください。思わぬ事故につながるおそれがありますので、次のことをお守りください。応急用スペアタイヤの空気圧はときどき点検し、指定空気圧でお使いください。指定空気圧:420kPa(4.2kgf/cm2)応急用スペアタイヤを装着したときは、80km/h 以下で走行し、できるだけ早く標準タイヤに交換してください。同時に複数の応急用スペアタイヤを装着して運転をしないでください。応急用スペアタイヤとホイールはこの車の専用品です。他のタイヤやホイールと組み合わせたり、他の車に使わないでください。
走行中、パンクに気がついたときは
- 地面が固く、滑らない、水平なところに車を停める。
- セレクトレバーをPに入れる。(無段変速オートマチック車)
- パーキングブレーキをかける。
- 非常点滅表示灯を点滅させ、エンジンスイッチを0※1にする。
- Hondaスマートキーシステム装備車はエンジンスイッチの代わりにENGINE START/STOPが適用されています。
タイヤ交換の準備
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- ボックスレンチとレンチシャフトを使って上側のボルトAをゆるめ、下側のボルトBを外す。
- 誤って他のボルトを外さないようにしてください。
- ボルトAは、ゆるめることは出来ますが、バンパーリッドからは外れません。
- ボックスレンチとレンチシャフトを使って上側のボルトAをゆるめ、下側のボルトBを外す。
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- バンパーリッドの下側を持ち、手前に引いて外す。
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- ホイールナットレンチを使用して、固定ボルトをゆるめる。
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- キャリアを持ち上げながら、固定ボルトを右にずらしキャリアから外す。
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- 固定ボルトを車体から外し、スペアタイヤを引き出す。
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- 固定ボルトを車体に引っかけてから固定ボルトをキャリアにかける。
- 固定ボルトをキャリアにかけたときに、固定ボルトが地面に対して垂直になるようにしてください。
- 固定ボルトを車体に引っかけてから固定ボルトをキャリアにかける。
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- ホイールナットレンチで、ゆるみ、ガタがないように固定ボルトを十分に締め付ける。
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- バンパーリッドを戻し、ボックスレンチとレンチシャフトを使ってボルトAとボルトBを締め付ける。
- ボルトAとボルトBを締め付ける前にバンパーリッドのクリップがしっかりはまっていることを確認してください。
- バンパーリッドを戻し、ボックスレンチとレンチシャフトを使ってボルトAとボルトBを締め付ける。
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- 交換するタイヤの対角線上にあるタイヤの前後に、石などで輪留めをする。
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- 応急用スペアタイヤを交換するタイヤ近くの車体の下に、ホイール表面を上にして置く。
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ホイールカバー装備車
- ジャッキハンドルバーの先を切り欠き溝に5~6cm差し込み、タイヤ側をこじってホイールカバーを外す。
- ホイールカバーが傷付かないよう、ジャッキハンドルバーに布などを巻き付けてください。
- 場所を変えて2カ所繰り返すと外れやすくなります。
- ジャッキハンドルバーの先を切り欠き溝に5~6cm差し込み、タイヤ側をこじってホイールカバーを外す。
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共通
- ホイールナットをホイールナットレンチで約1回転ゆるめる。
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- 注意
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取り外しや収納するときに手などをはさまないように注意する。固定ボルトをゆるめすぎない。キャリアが落下して足などにけがをするおそれがあります。
- 注意
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取り付けた後は、確実に固定されていることを確認する。ゆるみ等により取り付けが不安定な場合、走行中に外れて思わぬ事故の原因となります。
- 注意
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ホイールカバーを取り外すときは、手などをはさまないように十分注意する。
- さらに詳しく
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ボックスレンチとレンチシャフトを図のように組み合わせて使用してください。外したボルトは、バンパーリッドを取り付ける際に必要ですので、なくさないように保管してください。パンクしたタイヤは、キャリアに収納できません。付属のパンクタイヤ収納袋に入れて、固定ベルトでカーゴフロアのフックに固定してください。
応急用スペアタイヤにはタイヤチェーンは装着できません。チェーン装着時に前輪がパンクしたときは、応急用スペアタイヤを後輪に装着し、外した後輪を前輪に取り付け、これにタイヤチェーンを装着してください。
ジャッキのかけかた
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- 交換するタイヤにもっとも近いジャッキポイントの下にジャッキを置く。
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- ジャッキの上部がジャッキポイントに接触するまで図の部分を矢印の方向に回す。
- ジャッキの溝にジャッキポイントがはまったことを確認します。
- ジャッキの上部がジャッキポイントに接触するまで図の部分を矢印の方向に回す。
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- ジャッキハンドルとジャッキハンドルバーを使って、タイヤが地面から離れるまで車体を上げる。
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- 警告
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車がジャッキだけで支えられているときは、車の下に入らない。車がジャッキから外れて、車の下にいる人が重大な傷害を負うおそれがあります。
- 注意
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ジャッキを使うときは安全のため、次のことを必ず守る。
- エンジンをかけたままにしない
- 地面が固い平らなところ以外では使用しない
- ジャッキポイント以外にかけない
- 人や荷物を乗せたままにしない
- ジャッキ使用中に車内に入らない
- ジャッキの上や下にものを入れたりしない
- さらに詳しく
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この車に搭載されているジャッキをお使いください。他のジャッキでは支えられる重量(呼荷重)が不足したり、形状が合わないことがあります。
タイヤの交換
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- ホイールナットを外し、タイヤを外す。
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- ホイールの接触面を拭き取る。
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- 応急用スペアタイヤを取り付ける。
- ホイールナットがホイール穴のシート部に軽く当たり、ホイールがガタつかない程度までホイールナットを締める。
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- センターキャップ✤を付けかえる。
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- ジャッキをおろし、図の順に2 ~ 3度にわたり、ホイールナットをしっかりと締め付ける。
締め付けトルク98~118N・m
(10.0 ~12.0kgf・m) -
- さらに詳しく
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ホイールカバー装備車ホイールカバーを取り付ける前に、裏面の爪がリングに正しく組み付いていることを確認してください。
正しく組み付いていないとホイールカバーが外れる原因となります。また、爪が折れているときはホイールカバーを取り付けないでください。ホイールカバー装備車
ホイールカバーを取り付けるときは、ホイールにあるタイヤバルブの位置にホイールカバーのバルブマークを合わせてから取り付けてください。共通レンチを足で踏んだり、パイプなどを使って必要以上に締め付けないでください。
パンクしたタイヤの収納
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- パンクタイヤ収納袋にタイヤを入れ、収納袋の上端を縛る。
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- 袋に穴を開けてベルトをホイールの穴に通す。
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- ベルトをカーゴフロアのカーゴフックに通す。
- ベルトをリングに通し、ベルトを引いて締め付ける。
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✤:タイプやオプションなどにより、装備が異なります。
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