マルチビューカメラシステム
マルチビューカメラシステムは、運転席から死角となる部分を、オーディオ/インフォメーション画面に映る画像で確認するシステムです。このシステムを補助的に使用することで、次のような場合に運転者の負担を軽減します。
- 見通しの悪い交差点で左右を確認する
- 狭い道でのすれ違いや路肩への幅寄せ、車庫入れなどで前方の障害物を確認する
- 後方の障害物を確認する
- 警告
- 周囲の安全は、マルチビューカメラシステムの画像だけに頼らず、目視やミラーなどで直接確かめてください。このシステムは運転者の操作をサポートするためのものであり、事故や衝突を防止するためのシステムではありません。運転操作時は、必ず目視やミラーなどで後方および周囲の安全を直接確認して運転してください。状況によっては、表示できない可能性があるため、画面の表示のみを頼って操作すると、思わぬ事故につながるおそれがあります。
事故防止のため、周囲の安全を確かめてご使用ください。
マルチビューカメラの画像を表示させるには
-
前方表示:
停車中または速度が20km/h以下のときに、
スイッチを押します。
スイッチを押すと画像が切り換わります。
後方表示:停車中にシフトポジションをRにします。
スイッチを押すと画像が切り換わります。
表示設定はカスタマイズできます。
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スイッチ
- さらに詳しく
-
シフトポジションが Rのときはオーディオを操作できません。パーキングセンサーが障害物を検知すると、インジケーターが表示されます。
車両が後方から接近していることが検知されると、後退出庫サポートが警告します。
シフトポジションがRのときはナビゲーションシステムを操作できません。速度が25m/h以上のときにスイッチを押すと、待機画面が表示されます。
速度が20km/h以下になると、画面がマルチビューカメラシステムの画像に切り換わります。
カメラの設置場所と画像について

- フロントカメラ
- サイドカメラ

- グラウンドビュー:4台のカメラでとらえた合成画像で、車両を真上から見たイメージで表現されます。
- 左右サイドビュー+グラウンドビュー
or
or
- 左右サイドビュー
or
or
スイッチ
or
or
スイッチ
- フロントブラインドビュー
or
or
- フロントビュー+グラウンドビュー
カメラは特殊なレンズを使用しています。そのため、画面上の距離と実際の距離が異なって見えたり、対象物が変形して表示されることがあります。車両から離れるほど、その傾向は強くなります。

- リアカメラ

- グラウンドビュー:4台のカメラでとらえた合成画像で、車両を真上から見たイメージで表現されます。
- リヤワイドビュー+グラウンドビュー
or
or
- リヤワイドビュー
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or
スイッチ
or
or
スイッチ
- リヤビュー
or
or
- リヤビュー+グラウンドビュー
カメラは特殊なレンズを使用しています。そのため、画面上の距離と実際の距離が異なって見えたり、対象物が変形して表示されることがあります。車両から離れるほど、その傾向は強くなります。
- さらに詳しく
-
Hondaパーキングパイロットが作動している間、カメラが障害物を検知した場所のインジケーターが点灯します。
- 障害物を検知した場所をインジケーターで知らせる
- 障害物を検知した場所をインジケーターで知らせる
目安ガイド線と予測ガイド線表示
マルチビューカメラシステムが起動している状態のときに以下のガイド線を表示できます。
目安ガイド線:車両からの距離を表示することができます。この距離は、実際の距離とは異なる場合があります。
予測ガイド線:ハンドル操作に応じて、車両の動く方向を表示することができます。
- さらに詳しく
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目安ガイド線および予測ガイド線とカメラ画像が示す距離は、車高の変化や路面の状態の影響などにより、実際の距離と異なることがあります。
目安ガイド線および予測ガイド線はあくまでも参考としてお使いください。目安ガイド線および予測ガイド線はカスタマイズにより表示/非表示を切り換えることができます。
目安ガイド線および予測ガイド線をOFFにした場合、再度ONにするまでOFFの状態が維持されます。
マルチビューカメラの使いかた
後方の障害物を確認するには
シフトポジションをRにすると、自動的に後方画面表示に切り換わります。

- リヤビュー
or
or
- リヤビュー+グラウンドビュー
- ハンドルを90度以上切る
- 予測ガイド線は、車両の外側から約25cmの位置に表示されます。
- ハンドルを90度以上切る
- リヤワイドビュー+グラウンドビュー
or
or
- リヤワイドビュー
or
or
スイッチ
or
or
スイッチ
- さらに詳しく
-
シフトポジションをRに切り換えたときに、後方画面表示が遅れて切り換わることがあります。
おおよその距離- 目安ガイド線の距離
- 1m
- 50cm
- 予測ガイド線の距離
- 1m
前方と前方側面の障害物を確認するには
スイッチを押すと前方画面表示が表示できます。車速が20km/h以下のときに
スイッチを押すと、画像が以下のように切り換わります。

- フロントブラインドビュー
or
or
- フロントビュー+グラウンドビュー
- ハンドルを90度以上切る
- 死角になる部分は黒く表示されます。
- 予測ガイド線は、車両の外側から約25cmの位置に表示されます。
- ハンドルを90度以上切る
- 左右サイドビュー+グラウンドビュー
or
or
- 左右サイドビュー
or
or
スイッチ
or
or
スイッチ
- さらに詳しく
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車速が25km/h以上になるとフロントビューまたはサイドビュー画面は自動的にオーディオ/インフォメーション画面に切り換わり、車速が20km/h以下になるとフロントビューまたはサイドビュー画面に切り替わります。
- 0 km/h
- 25 km/h
- カメラ画面
- オーディオ/インフォメーション画面
ガイド線の距離は、おおよその距離です。- 1m
見通しの悪い交差点で左右を確認するには
フロントブラインドビュー画面は見通しの悪い交差点などで左右を確認する際に使用すると便利です。

- フロントブラインドビュー画面に表示される範囲は180度です。
- フロントブラインドビュー
- カメラボタンとフロントビューアイコンに触れたとき。
- さらに詳しく
-
フロントブラインドビュー画面は広い範囲を写すため、画像は大きくゆがんで表示されます。また障害物との距離が実際より近くまたは遠くに見えることがあります。
前方側面の障害物を確認するには
左右サイドビュー画面は路肩や料金所に幅寄せしたり、狭い道でのすれ違いの際に使用すると便利です。

- 30cm
- サイドビュー画像
- サイドビュー:サイドカメラの画像です。
or
or
目安ガイド線の距離車両外側から約30cm
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