パワーシステムの起動

オートパワーON/OFFを使用していないとき
  1. パーキングブレーキスイッチをゆっくりと確実に引き上げる。
    • パーキングブレーキがかかっていると、ブレーキ警告灯(レッド)が約30秒間点灯します。
  • パーキングブレーキスイッチ
  1. 右足でブレーキペダルを踏む。
  1. ブレーキを踏んだままアクセルペダルを踏まずに、POWERを押す。
  1. READY表示灯の点灯を確認する。
    • READY表示灯が点灯するまでブレーキペダルを踏み続けてください。
    • パワーシステムが起動すると、READY表示灯が点灯し運転することができます。
    • 外気温が極端に低いときは、条件が整うまで走行することができません。このとき、READY表示灯が点灯せず、他のメッセージが表示されます。
警告
12Vバッテリー液が不足しているときは、パワーシステムを起動しない。
12Vバッテリーが破裂するおそれがあります。
注意
パワーシステムを起動するときは、ブレーキペダルをしっかりと踏む。
さらに詳しく
寒いときのパワーシステムの起動は、すべての電気アクセサリーをOFFにしてから行います。
寒いときのパワーシステムの起動は、12Vバッテリーの消耗を防ぐためライト類、エアコン、リヤデフロスターなどの電気アクセサリーをすべてOFFにしてから行ってください。

オートパワーON/OFFの取り扱いについては、下記を参照してください。

高電圧バッテリーの温度が-30℃以下に下がると、パワーシステムは起動しません。
高電圧バッテリーが温まるのを待つか、車両を暖かい場所に移動してください。この場合、バッテリー加温ヒーターは作動しません。

車を盗難から守るため、イモビライザーシステムのキーを採用しています。
そのため、あらかじめ登録されたキーでないとパワーシステムの起動ができません。

パワーモードをONモードにしたとき、ブレーキペダルが押し込まれる感じを受けることがありますが、ブレーキ装置の作動によるものであり、異常ではありません。

Hondaスマートキーの電池が切れたときは、キーでPOWERに触れてください。

パワーシステムの停止

車が完全に停止しているとき、パワーシステムを停止することができます。

  1. シフトポジションをPにする。
  2. POWERを押す。
さらに詳しく
READY表示灯が点灯している状態で、ブレーキペダルを踏んでPOWERを押すとパワーモードがOFFになり、走行できなくなります。

オートパワーON/OFFの取り扱いについては、下記を参照してください。

発進時の操作

  1. 右足でブレーキペダルを踏んだまま、READY 表示灯の点灯を確認し、シフトポジションをDにする。
    • 後退する場合はRにします。
  2. パーキングブレーキをかけたまま、ブレーキペダルを離して、アクセルペダルをゆっくりと踏む。
    • ブレーキ警告灯(レッド)が消灯したことを確認してください。
    • 運転席シートベルトを装着していないと、発進時でも電子制御パーキングブレーキは自動解除されません。
注意
アクセルペダルを踏んだまま、シフトポジションを操作しない。
急発進して思わぬ事故の原因となります。
さらに詳しく
パーキングブレーキスイッチの操作で解除することもできます。
下り坂の場合、アクセルペダルを踏まずにパーキングブレーキを手動で解除すると、よりスムーズに発進することができます。

ヒルスタートアシストシステム

急な坂道からの発進をするときに、ブレーキペダルから足を離した後、ブレーキ力を約1秒間保持することで車両の後退を緩和し、発進を容易にするシステムです。

さらに詳しく
緩やかな坂道ではシステムが作動しないことがあります。
このページを見ている人へのおすすめページ