オーバーヒートしたときの対処方法

次のようなときは、オーバーヒートです。

  1. 水温計がHの目盛に入ったり、エンジンの力が急に落ちる
  2. マルチインフォメーションディスプレイに「エンジン冷却水高温 安全な場所に停車し運転を停止してください」とメッセージが表示される
  3. ボンネット内から蒸気が立ちのぼっている

警告

蒸気が出ている場合は、蒸気が出なくなるまでボンネットを開けない。

ラジエーターから噴き出る蒸気や熱湯に触れると、重大な傷害を受けるおそれがあります。

エンジンが熱いうちにラジエーターキャップを外さない。

冷却水が噴き出し、重大な傷害を受けるおそれがあります。必ずラジエーターが十分に冷えてからキャップを外してください。

水温計がHの目盛りまで上がった状態で運転すると、エンジンを著しく損傷するおそれがあります。

マルチインフォメーションディスプレイに「エンジン冷却水高温 安全な場所に停車し運転を停止してください」とメッセージが表示された状態で運転すると、エンジンを著しく損傷するおそれがあります。

マルチインフォメーションディスプレイに「エンジン冷却水高温 安全な場所に車両を停車してください」と表示しているとき

  1. ただちに車を安全な場所に停める。
  2. シフトポジションをPにして、パーキングブレーキをかける。
  3. すべてのアクセサリーの電源を切り、非常点滅表示灯を点滅させる。
    1. 蒸気が出ていない場合は、エンジンを始動したままボンネットを開ける。
    2. 蒸気が出ている場合は、エンジンを停止し、蒸気が出なくなってからボンネットを開ける。
  • 上限

  • 下限

  • リザーブタンク

  1. 冷却ファンの作動を確認し、メッセージが表示されなくなったらエンジンを停止する。
    1. 冷却ファンが作動していない場合は、すぐにエンジンを停止してください。
  2. エンジンが冷えてから冷却水量、ホースなどからの水漏れを点検する。
    1. 冷却水量が不足していたら、ラジエーターとリザーブタンクに冷却水を補給してください。 冷却水がない場合は、応急的に水を補給してください。
  3. 十分にエンジンが冷えたら、エンジンを始動する。
  1. 警告メッセージが消えない場合は、ただちにHonda販売店で点検を受けてください。
  2. 冷却水がもれている場合は、Honda販売店に修理を依頼してください。