タイヤの応急修理方法

  1. バルブ()からバルブキャップ()を取り外す。
  1. 応急修理剤のボトルをよく振る。
  2. タイヤのバルブ()にボトルホース()をきつく締め付ける。
    1. 応急修理剤がすべてタイヤに流れ込むようにボトルを垂直にする。
  1. ボトルアダプター()からボトルキャップ()を外す。
  2. ボトルアダプター()にエアコンプレッサーのコンプレッサーホース()をきつく締め付ける。
  1. エアコンプレッサーの電源コードのプラグ()を、アクセサリーソケット()に差し込む。

    アクセサリーソケット

  2. エンジンを始動する。

    一酸化炭素について

  1. エアコンプレッサーのスイッチ()をONにして、指定の空気圧まで高める。

駆動方式

車輪

指定空気圧

2WD車

前輪

250kPa(2.5kgf/cm2)

後輪

240kPa(2.4kgf/cm2)

AWD車

前輪

240kPa(2.4kgf/cm2)

後輪

240kPa(2.4kgf/cm2)

 

  1. 指定の空気圧に達したら、エアコンプレッサーのスイッチ()をOFF にする。
    1. コンプレッサーの空気圧計()を確認してください。
    2. 空気を入れすぎたときは、減圧ボタン()を押して空気を抜きます。応急修理剤のふきこぼれに注意してください。
  2. エアコンプレッサーの電源コードのプラグを、アクセリーソケットから外す。
    1. 使用直後は電源プラグ先端が熱くなるため、素手で触らないように注意してください。
  3. タイヤバルブからボトルホースを外しバルブキャップを取り付ける。
    1. ボトルホースを外すときは応急修理剤のふきこぼれに注意してください。ふきこぼれた修理剤は、布などで拭き取ってください。
  1. 修理が完了したタイヤに、タイヤパンク応急修理剤注入済みシール()を貼る。
    1. ホイールの平らな部分に貼ってください。
  2. キットを車両に戻す。
  1. 応急修理剤を注入しているときはエンジンを停止しないでください。
  2. 応急修理剤が注入されている間、圧力は一時的に高くなります。注入が完了すると圧力は落ちますが、再度上昇します。
  3. 正しい空気圧を測定するためには、応急修理剤が注入された後にエアコンプレッサーのスイッチをOFFにしてください。
  4. 10分以内に指定空気圧にならないときは、応急修理剤による応急修理はできません。 Honda販売店やロードサービスに連絡してください。
  5. タイヤパンク応急修理剤の購入および空きボトルの適切な処分については販売店にお尋ねください。
  6. コンプレッサーホースを取り付けるときは、エアコンプレッサーのスイッチをOFFにしてください。
  7. エアコンプレッサーのスイッチをONにすると、振動して音が聞こえます。
  8. Honda販売店やロードサービスにタイヤ交換または修理を依頼する際には、タイヤパンク応急修理剤を使用したことを知らせてください。
  9. 空ボトルは元の位置に収納してください。

エアコンプレッサーの電源は自動車用12V 専用です。他の電源は使用しないでください。
10分以上エアコンプレッサーを使用しないでください。
エアコンプレッサーは過熱し、破損するおそれがあります。

応急修理剤の保管、取り扱いに注意してください。
お子さまが誤って手を触れないようにしてください。また、衣類などに付着すると、落ちないおそれがあります。
ボトル・キャップを外した後、ボトルを振らないでください。
修理剤がホースから飛び出るおそれがあります。

警告

応急用修理剤は、飲用すると有害で、致命的になりうる物質を含んでいます。

誤って飲用した場合、できるだけたくさんの水を飲んで、ただちに医師の診察を受けてください。目に入ったり皮膚に付いた場合、水でよく洗い流してください。異常を感じたときはただちに医師の診察を受けてください。

警告

一酸化炭素を吸い込む危険性のある作業を避ける。

一酸化炭素は有毒です。一酸化炭素を吸い込むと意識不明になったり、死亡したりするおそれがあります。密閉された場所での作業や、一酸化炭素を吸い込む危険性のある作業はしないでください。

降雪時や積雪のある場所では、エンジンをかけたままにしない。

周囲に積もった雪により排気ガスが滞留し車内に入ってくると、重大な傷害や死亡にいたるおそれがあります。エンジンが始動している場合は、車両の周囲の雪を取り除くなどしてください。

点検走行

  1. 速度制限シール()を、運転者のよく見える位置に貼る。
  2. 点検走行を開始する。
  3. 10分または5km走行したあと安全な場所に車を停める。
  1. タイヤのバルブ()にエアホース()をきつく締め付ける。
  1. 空気圧計()で空気圧を測定する。
    【空気圧が 130kPa 未満の場合】

    運転を中止してHonda販売店またはロードサービスに連絡してください。

    【空気圧が 130kPa 以上、指定空気圧以下の場合】

    エアコンプレッサーを使って指定空気圧まで高めてください。

    Honda販売店または専門修理工場に到着するまでステップ2から5までを繰り返してください。
    1. 空気を入れすぎたときは、減圧ボタン()を押して空気を抜きます。応急修理剤のふきこぼれに注意してください。

    【空気圧が指定空気圧の場合】

    応急修理は完了です。

駆動方式

車輪

指定空気圧

2WD車

前輪

250kPa(2.5kgf/cm2)

後輪

240kPa(2.4kgf/cm2)

AWD車

前輪

240kPa(2.4kgf/cm2)

後輪

240kPa(2.4kgf/cm2)

  1. タイヤバルブからエアホースを外しバルブキャップを取り付ける。
  2. キットを車両に戻す。
  1. 高速道路を走行する場合は、80km/h以下で走行してください。
  2. 急ブレーキ、急加速、急ハンドルを避け通常より注意深く慎重に運転してください。
  3. 速やかにHonda販売店または専門修理工場でタイヤの修理、交換を行ってください。
  4. 走行前に、エアコンプレッサーなどの積み忘れがないか、しっかりと確認してください。

注意

ハンドルのパッドにシールを貼らない。

SRSエアバッグが正常に機能しなくなります。

警告灯やスピードメーターが見えない位置に貼らない。

安全運転の妨げとなります。