車外の清掃方法

走行後は、塗装面に付着したほこりなどを毛はたきなどで払い落としてください。飛び石などによる塗装面の傷は錆の原因になります。見つけたら早めに補修してください。

洗車

月に一度は洗車をするようにしてください。以下の場合は、必ず洗車をしてください。

  1. 凍結防止剤を散布した道路を走行したとき
  2. 海岸地帯を走行したとき
  3. コールタール、ばい煙、鳥のふん、虫、樹液などが付いたとき
  4. フェンダー内側の通気口に泥、雪、氷などの汚れがたまりやすい道路状況で走行したとき

故障の原因になるため、故意にボンネット内や空気取り入れ口に水をかけないでください。
洗車時に水やケミカル類がブレーキに付着した際は、走行してブレーキを数回かけてから駐車してください。
ブレーキが濡れたまま駐車しておくと、錆びて張り付くことがあります。

高圧洗浄機を使用する場合の注意点

  1. 洗車ノズルと車体の距離を十分に離す
  2. ドアガラスやドアまわりなど開閉部分を近づけすぎない
    1. 室内に水が入ることがあります。
  3. ボンネット内には水をかけない
  4. カメラやカメラ周辺には、直接水をかけない
    1. レンズ内に水が入り、故障の原因となります。
  5. 塗装面に細かい傷が残ることがあるため、みがき粉(コンパウンド)入りのワックスは、使わないでください。ワックスはHonda純正ケミカル用品をお使いください。

バンパーなどの樹脂塗装部品の清掃

樹脂塗装部品に、ガソリン、オイル、ラジエーター液、12V バッテリー液などが付着するとしみや塗膜はがれの原因となります。付着した場合は、すぐに柔らかい布で拭き取ってください。

  1. 樹脂塗装部品の補修をする場合は、Honda販売店にご相談ください。不適当な塗料を使うと塗膜を傷めます。

ガラスの清掃

ガラスクリーナーなどで拭いてください。

はっ水ガラスは、前席ウィンドー(ドアガラス)にはっ水膜がコーティングしてあり、水滴をはじきます。水洗いするか、柔らかい湿った布などで拭き取ってください。ガラスクリーナーを使うと一時的に水はじきが悪くなることがありますが、水洗いをすれば元に戻ります。水はじきが悪くなったときは、Honda 販売店にご相談ください。

水滴をはじく効果の持続時間には限りがあります。長持ちさせるために次のことをお守りください。
  1. 泥などの汚れがひどいときは、開閉をなるべく行わない
  2. 金属製のもので霜取りなどを行わない
  3. 自動洗車機を使うときは、先に泥などの汚れを落とす

アルミホイール✤の清掃

アルミは塩分や汚れを嫌います。道路凍結防止剤や海水が付いたときは、柔らかい布やスポンジに中性洗剤を含ませ汚れを早めに落としてください。洗車後は、水が乾かないうちに拭きとってください。

この車専用のホイールをお使いください。
専用以外のホイールを使うと、走行装置やブレーキ装置に支障をきたすおそれがあります。ホイール交換は、Honda販売店にご相談ください。

親水ミラー✤の清掃

雨天時の視認性向上のため、ミラー表面に付着した雨滴を膜のように広げる親水効果を持つコーティングを施しています。

ミラー表面に汚れなどが付着して親水効果が低くなったときは、以下の手順を行うことにより効果が回復します。

  1. ミラー表面を水洗いし、汚れを落とし、水を含ませたきれいな布で拭き取る。
    1. 汚れが落ちない場合は純正ガラスクリーナーや家庭用中性洗剤を使用し、しっかりと洗い流してください。
  2. 5~9時間ほどミラー表面に太陽光を当てる。

ミラーの親水効果が失われますので、以下の点にご注意ください。
  1. ミラー表面に撥水剤やワックスを付着させない
  2. 砂の付いた布や油膜取り剤(コンパウンドなど)でミラー表面をこすらない

✤:タイプやオプションなどにより、装備が異なります。