システムの作動

自車の車速が約5km/h以上になるとフロントワイドビューカメラが前方の車両(二輪車含む)、歩行者および移動する自転車の検知を開始します。システムが衝突のおそれがあると判断したときにCMBSが作動します。

フロントワイドビューカメラ

 

CMBSの作動には衝突の可能性に応じ3つの段階があります。

<第1段階>衝突のおそれがでてきた状況

警告表示が点滅します。さらに接近すると、警告表示およびブザーによる警報を行います。

<第2段階>衝突の危険が増し、衝突するまでの余裕が少なくなった状況

警告表示およびブザーによる警報を行い、軽いブレーキがかかります。

<第3段階>回避が困難な状況

警告表示およびブザーによる警報を行い、強いブレーキがかかります。

メーターの警告表示や警告ブザー()により、CMBSは衝突のおそれがあることを、運転者に知らせます。

  1. 状況によっては途中段階から作動することがあります。
  2. CMBSによるブレーキが作動しているときは制動灯が点灯します。
  3. CMBSの作動により停車、または減速した後は、システムの判断によりCMBSは解除されます。
  4. 衝突を回避しようとして、運転者がハンドル、ブレーキペダル、アクセルペダルを操作したときは、システムが解除されることがあります。

CMBSの警報距離を遠め・標準・近めの3段階から選択することができます。

時計✤/車両設定

✤:タイプやオプションなどにより、装備が異なります。