アイドリングストップシステム(マニュアル車)
燃費向上やアイドリング騒音低減のために、停車時にアイドリングストップしたり、エンジンが自動的に再始動するシステムです。アイドリングストップ中は、表示灯(グリーン)が点灯します。
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アイドリングストップシステムの作動は、車両の状態や環境により影響を受けることがあります。
表示灯(グリーン)が点灯しているときに運転席ドアを開けるとブザーがなり、アイドリングストップしていることを知らせます。
マルチインフォメーションディスプレイにアイドリングストップ状態のメッセージが表示されます。 -
aアイドリングストップ表示灯(グリーン)
- アイドリングストップできないときは、アイドリングストップせず表示灯が点灯しマルチインフォメーションディスプレイに状態のメッセージが表示されます。
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aアイドリングストップせず表示灯
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アイドリングストップシステム装備車に適合したバッテリーを使用しています。
指定されたバッテリー以外を使用すると、バッテリーの早期劣化やアイドリングストップが作動しにくくなる可能性があります。交換時は指定されたバッテリーを使用してください。
詳しくはHonda販売店にご相談ください。
ECONスイッチをONにしていると、エアコン使用中のアイドリングストップ時間が長くなります。
アイドリングストップシステムのON/OFF
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アイドリングストップシステムの作動を停止するには、アイドリングストップシステムOFFスイッチを押してください。
メーター内のアイドリングストップシステムOFF表示灯が点灯し、アイドリングストップシステムの作動が停止します。
前回の走行時に作動を停止した場合でも、再度エンジンを始動させると自動的に作動可能状態になります。 -
aアイドリングストップシステムOFF表示灯bアイドリングストップシステムOFFスイッチ
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アイドリングストップ中にアイドリングストップシステムOFFスイッチを押すと、エンジンが再始動します。アイドリングストップシステムOFFスイッチを長押しすると、状態表示を非表示に切り替えられます。
アイドリングストップをする
停車時に、クラッチペダルをいっぱいに踏み込み、チェンジレバーをN(ニュートラル)にします。その後、クラッチペダルから足を離すとアイドリングストップします。
- エンジンの自動再始動のため、停車時はチェンジレバーをN(ニュートラル)にしてください。
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アイドリングストップ中は、ボンネットを開けないでください。
ボンネットを開けると、エンジンが自動で再始動しません。
ボンネットを開けたときは、ENGINE START/STOPでエンジンを再始動させてください。
アイドリングストップしない条件
- アイドリングストップシステムOFFスイッチを押してアイドリングストップ機能をOFFにしたとき
- 運転者がシートベルトを着用していないとき
- エンジンが十分に暖まっていないとき、または冷却水の水温が高いとき
- エンジン始動後、3km/hに達しないまま停車したとき
- ボンネットが開いている状態でエンジンを始動したとき
- ボンネットを閉めてからエンジンを再始動してください。
- バッテリーの充電量が少ないとき
- バッテリーの内部温度が5℃以下のとき
- チェンジレバーをN(ニュートラル)以外にしているとき
- 外気温が-20℃以下または40℃以上で、エアコンを使用しているとき
- エアコンの風量が多いとき
- エアコンの設定温度がHiまたはLoで、エアコンを使用しているとき
がONのとき
アイドリングストップしないことがある条件
- ハンドルを動かしているとき
- 標高が高いとき
- エアコン風量が多いとき
- エアコンを使用中で設定温度と車内の温度差が大きいとき
- エアコンを使用中で車内の湿度が高いとき
エンジンが自動的に再始動する
クラッチペダルをいっぱいに踏み込むとエンジンが自動的に再始動します。
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アイドリングストップからエンジンが再始動すると、使用している電子機器によっては、電源が一時的にOFFになることがあります。アイドリングストップ中に、以下の操作をすると、エンジンが自動で再始動しません。
- 運転者がシートベルトを外す
アイドリングストップを継続させるには、すぐにシートベルトを着用してください。 - シフトポジションをN(ニュートラル)以外にする
シフトポジションをN(ニュートラル)にしてください。
システムが停止した場合、通常のエンジンの始動操作をしてください。 - 運転者がシートベルトを外す
クラッチペダルを踏まなくてもシフトポジションがN(ニュートラル)の位置で、エンジンが自動的に再始動する条件
- アイドリングストップシステムOFFスイッチを押してアイドリングストップ機能をOFFしたとき
- ハンドルを動かしたとき
- 坂道で停車中に、ブレーキをゆるめて車が動いたとき
- ブレーキを繰り返し踏み込んだりゆるめたりしたとき
- バッテリーの放電量が多いとき
を押したとき
- エアコン使用中で設定温度と車内の温度差が大きくなったとき
- エアコンを使用中で車内の湿度が高くなったとき
✤:タイプやオプションなどにより、装備が異なります。