スマチャリで巡る!しまなみ海道・2泊3日の自転車キャンプ旅(2日目)

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更新日:2024.03.21

しおまち商店街でぶらり食べ歩き!
生口島のレモンと南国のような雰囲気の道に癒される

「しおまち商店街」で、こいしさんと無事に合流。
佐久間亮介

直ってよかったですね。結局どこが壊れてたの?

こいしゆうか

結局のところ……

こいしゆうか

シフトレバーを調整してくれたみたい。カチカチとレバーをいじりながら、ワイヤーを引っ張ったり、スプレーかけたりしながら10分くらいであっという間に直してくれたよ!
結局はパーツが全体的に古かったらしい……。

佐久間亮介

パーツ、古かったんかい! だから、メンテナンスしておいてって言ったのに。
でも、さすが「しまなみ海道」ですね。こんなすぐに直してくれるなんて、腕利きの方がいるもんだ。

こいしゆうか

うん、パーツが古かった……、てへ。
修理できなかったらリタイアするところだったから、ホント、腕利きの自転車屋さんに救われた。

こいしさんの救世主
「いちかわサイクル」の店主さん

(こいし)故障した自転車を、あっという間に直してくれた「いちかわサイクル」の店主さん。Hondaのロゴが入った作業着を着ていて「おっ!?」と思ったら、Honda二輪車正規取扱店なのだそう。ちょっとご縁を感じました。愛車を救ってくれて、本当にありがとうございました!

いちかわサイクル
広島県尾道市因島土生町1752-16
TEL:0845-22-1533
https://ichikawacycle.on.omisenomikata.jp/

営業時間:9:30〜19:00
定休日:日曜日

自転車が直ってひと安心したところで、合流した「しおまち商店街」で、休憩がてら食べ歩き。この商店街はレトロなお惣菜屋やオシャレなカフェが混在し、賑わいをみせている立ち寄りスポットです。

生口島は国産レモンの生産地として有名で、商店街にもレモンを使ったグルメがいっぱい。僕はレモンスカッシュを、こいしさんはレモン味のソフトクリームと、爆走してきて小腹が空いたということで熱々の揚げたてコロッケもいただきました。食べ歩きも旅の醍醐味のひとつ。旅先ではなぜかたくさん食べたくなってしまいますよね。

何気ないところにもレモンにまつわるものを発見。生口島は「レモンアイランド」の異名でも知られているそうで、だからなのか、街中の郵便ポストも鮮やかなレモン色。素敵です!

生口島は国産レモンの生産地として有名で、商店街にもレモンを使ったグルメがいっぱい。僕はレモンスカッシュを、こいしさんはレモン味のソフトクリームと、爆走してきて小腹が空いたということで熱々の揚げたてコロッケもいただきました。食べ歩きも旅の醍醐味のひとつ。旅先ではなぜかたくさん食べたくなってしまいますよね。

生口島は国産レモンの生産地として有名で、商店街にもレモンを使ったグルメがいっぱい。僕はレモンスカッシュを、こいしさんはレモン味のソフトクリームと、爆走してきて小腹が空いたということで熱々の揚げたてコロッケもいただきました。食べ歩きも旅の醍醐味のひとつ。旅先ではなぜかたくさん食べたくなってしまいますよね。

何気ないところにもレモンにまつわるものを発見。生口島は「レモンアイランド」の異名でも知られているそうで、だからなのか、街中の郵便ポストも鮮やかなレモン色。素敵です!

何気ないところにもレモンにまつわるものを発見。生口島は「レモンアイランド」の異名でも知られているそうで、だからなのか、街中の郵便ポストも鮮やかなレモン色。素敵です!

佐久間亮介

地のレモンを使ったレモンスカッシュは、疲れた体に染み入ります。香りが華やかでした!

こいしゆうか

自転車も直ったし、小腹も満たされたし、甘いものも食べたし、元気いっぱい。この後も走るぞー!

「しおまち商店街」を出たらこのまま海沿いを走り、生口島から大三島へと渡る多々羅大橋へ。大三島からは「しまなみ海道」を走行し、本日の目的地である伯方島の「ドルフィンファームオートキャンプ場」を目指します。
海沿いの道にはヤシの木が並び、まるで南国のような雰囲気。
その道の横に広がる景色。
冬の優しい日差しが水面を照らし、穏やかな印象をより引き立てます。
あー気持ちがいい。

多々羅大橋で龍に遭遇?!
橋の真ん中で摩訶不思議な体験

生口島と大三島を結ぶ多々羅大橋までやってきました。
この橋は1999年の完成当時、世界最長の斜張橋として知られたそうです。先ほど通った生口橋もそうですが、しまなみ海道の橋は、「当時、世界一○○」という記録がたくさんありますね。
橋の上からの景色は絶景そのもの。風が弱く穏やかで日差しがポカポカとしていて心地よく、橋の上でただただこの絶景を堪能していたいと思ってしまうほど気持ちのいい日でした。

橋を3分の1ほど渡ったところで、こいしさんが「不思議な看板」を発見。
こいしゆうか

「多々羅 鳴き龍」だって。知ってる?

佐久間亮介

知らないです。なんで橋に龍が? しかも鳴くってどういうこと?

看板には、「ここで手をたたいてみてください。ふしぎなことが起こります。」との記載があり、その脇には拍子木が繋げられていました。
こいしゆうか

これで叩けってことかな。面白そうだからやってみようか。
おりゃ!

「カーーーーン カーーン カーン カー カ……」

こいしさんが力強く拍子木を叩くと、発せられた音が天に登っていくように響きます。
佐久間亮介

すごい!音が反響してる!

多々羅大橋は自転車・歩行者道と原付道で分かれているため、「鳴き龍」を楽しめるのはサイクリストと歩行者だけ。訪れた際はぜひお試しを!
そして多々羅大橋のもうひとつの見所、広島県と愛媛県の県境で記念写真をパシャリ。
これはテッパンですよね。
橋上での思わぬ体験に大満足! いよいよ大三島に上陸します。
多々羅大橋を渡り終えた先、自転車用出口の目の前には多々羅しまなみ公園があります。ここは、「サイクリストの聖地 記念碑」があって、多くの人が訪れる人気スポットです。
こいしゆうか

「鳴き龍」に「県境」に「サイクリストの聖地 記念碑」、多々羅大橋、見どころ満載だったー!

佐久間亮介

「鳴き龍」はネーミングセンスもおもしろいですよね。サイクリストと歩行者しか楽しめないというのも、すごい得した気分です。

こいしゆうか

さて、観光も満喫したし、そろそろランチにしない? お腹空いた。

このあとは、自転車で3分ほど進んだ先にある「井上苺園」でイチゴ狩りを予定しています。夕食のデザートを自分たちの手でGETしたいと思って計画し、旅の前にバッチリ予約をしておきました。予約の時間までにはまだ時間があるので、ここでランチを食べることも、こいしさんがグズり始めることも計算済み。すべてはプラン通り……

のはずだったのですが、ここで思わぬハプニングが……。
佐久間亮介

あれっ? あれれ?

「サイクリストの聖地 記念碑」がある多々羅しまなみ公園には道の駅があり、そこのレストランは「しまなみ海道」サイクリングの休憩スポットとしても人気。ランチはそこで食べる計画だったのですが……、閉まってる?
こいしゆうか

そんなに施設内を覗き込まなくても、どう見ても閉まってるよ。
あー、お腹空いたなぁ〜。ご飯まだかなぁ〜。

佐久間亮介

(くっ……、さっきソフトクリームとコロッケ食べたばかりじゃん)
臨時休業ですかね? ツイてないですね。

道の駅のホームページを確認すると、「1/1~3/15の期間は毎週木曜定休日」とのこと。今日は2月の木曜日。何たる不覚……、普通に定休日でした。

とはいえ、これはマズイです。このあとのイチゴ狩りの予約の時間があるので、急いで近場のお食事処を探さないと。インターネットで検索すると、イチゴ狩りをする苺園とは逆方向にはなりますが、良さそうなお店がありました!
こいしゆうか

おぉ、おしゃれな外観! いいじゃん! 入ろう!

佐久間亮介

ハハハ、このハプニングも想定の範囲内でしたよ。驚かせちゃいましたか?

店員「いらっしゃいませ。何名様ですか?」
こいし「2人です」
佐久間亮介

……。

訪れたのは「サイクリストの聖地 記念碑」から自転車で2分ほどの場所にある「I-LINK HOSTEL & CAFÉ SHIMANAMI」。

オシャレで広々とした店内でいただくのは、前菜、スープ、メイン、デザートの日替わりコースメニュー。地元愛媛の食材にこだわった品々はどれもおいしいばかりか、食べ応えもあり、お腹を十二分に満たしてくれました!
(料理の写真は撮影のために全皿を一度に並べていただきました。)

訪れたのは「サイクリストの聖地 記念碑」から自転車で2分ほどの場所にある「I-LINK HOSTEL & CAFÉ SHIMANAMI」。

訪れたのは「サイクリストの聖地 記念碑」から自転車で2分ほどの場所にある「I-LINK HOSTEL & CAFÉ SHIMANAMI」。

オシャレで広々とした店内でいただくのは、前菜、スープ、メイン、デザートの日替わりコースメニュー。地元愛媛の食材にこだわった品々はどれもおいしいばかりか、食べ応えもあり、お腹を十二分に満たしてくれました!(料理の写真は撮影のために全皿を一度に並べていただきました。)

オシャレで広々とした店内でいただくのは、前菜、スープ、メイン、デザートの日替わりコースメニュー。地元愛媛の食材にこだわった品々はどれもおいしいばかりか、食べ応えもあり、お腹を十二分に満たしてくれました!
(料理の写真は撮影のために全皿を一度に並べていただきました。)

こいしゆうか

おいしかったー! まさかお昼からコース料理をいただけるなんて思わなかった!
佐久間、ナイスチョイス!

佐久間亮介

ホント、大満足。これで1,500円は安すぎでしょ……。

※2024年3月時点。季節やメニューによって値段が変更になる場合があります。


大満足のランチのあとは、プラン通り、イチゴ狩りをしに「井上苺園」へ。

「井上苺園」へは、「サイクリストの聖地 記念碑」から自転車で3分ほど。毎年1月から6月にかけてイチゴ狩りが楽しめます。イチゴ狩り以外にも、イチゴサンドやスムージー、ジェラートといったイチゴを使ったスイーツの販売も行っており、こちらは年間を通して楽しむことができます。

摘んだイチゴは時間内であれば好きなだけその場で食べられます。持ち帰りたい場合は量り売りで購入することもでき(イチゴ狩りとは別料金)、選りすぐったイチゴを夕食のデザート用に購入しました。

「井上苺園」へは、「サイクリストの聖地 記念碑」から自転車で3分ほど。毎年1月から6月にかけてイチゴ狩りが楽しめます。イチゴ狩り以外にも、イチゴサンドやスムージー、ジェラートといったイチゴを使ったスイーツの販売も行っており、こちらは年間を通して楽しむことができます。

「井上苺園」へは、「サイクリストの聖地 記念碑」から自転車で3分ほど。毎年1月から6月にかけてイチゴ狩りが楽しめます。イチゴ狩り以外にも、イチゴサンドやスムージー、ジェラートといったイチゴを使ったスイーツの販売も行っており、こちらは年間を通して楽しむことができます。

摘んだイチゴは時間内であれば好きなだけその場で食べられます。持ち帰りたい場合は量り売りで購入することもでき(イチゴ狩りとは別料金)、選りすぐったイチゴを夕食のデザート用に購入しました。

摘んだイチゴは時間内であれば好きなだけその場で食べられます。持ち帰りたい場合は量り売りで購入することもでき(イチゴ狩りとは別料金)、選りすぐったイチゴを夕食のデザート用に購入しました。

こいしゆうか

「あまおとめ」は初めて食べた品種だったけど、上品なのにしっかり甘くてびっくり! 止まらなくなっちゃって、いっぱい食べちゃった。スイーツは別腹です!

佐久間亮介

こういう観光っぽいアクティビティって普段のキャンプではあまりやらないから新鮮! でも、旅っぽくていいですね〜。

「井上苺園」を出たあとは、キャンプ場を目指します。あっという間に大三島橋に到着。
大三島と伯方島を結ぶ大三島橋は、しまなみ海道で唯一のアーチ橋。外観の違いで各橋の個性がわかっておもしろい!

大三島橋を渡り切ったら、目的地のキャンプ場まではもうすぐ!
スマチャリで巡る!
しまなみ海道・2泊3日の自転車キャンプ旅
  • ※このコンテンツは、2024年3月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。