ワンポールテント・ツインポールテントの張り方

キャンプ道具のマメ知識

綺麗に張るコツを解説! ワンポールテント・
ツインポールテントの張り方

キャンプ道具
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キャンプ場はもちろん、フェス会場でも大人気のワンポールテント。おしゃれな見た目に加え、設営が簡単で風にも強く、軽量なため持ち運びがしやすいことから、近年人気が高まっています。今回は、このワンポールテントを見栄え良く綺麗に張るコツを解説。せっかくのおしゃれなテント、しわくちゃでは格好悪い!シワのない美しいテントを目指しましょう。 また、ワンポールテントの張り方はツインポールテントにも応用できますので、あわせてチェックしておきましょう。

フロアの形を美しく整えて
固定するのがポイント!

2000年代に入って注目を集めてきたワンポールテント。日本のキャンプシーンで認知度が一気に高まったのは、なんといっても2009年。日本ブランドによる、日本の気候にあったワンポールテントが登場したことが大きな飛躍となりました。

今ではいろいろなブランドからワンポールテントが販売されていて、フロアの形状も四角形や八角形、六角形などさまざまですが、基本的な設営方法は同じです。ポイントは、フロアの形をきれいに整え、同じようにテンションをかけた状態を作り、ペグで固定することです。どこか1カ所を強く引っ張ったりして、いびつな形になっているとバランスが崩れてしまいます。 このことに注意して、幕体やフロアにシワがない、美しいテントを目指しましょう。

ワンポールテントの張り方

1.幕体を広げる

1.幕体を広げる

テントを張りたい場所に幕体を広げます。このとき、出入り口の位置を確認し、きちんと向きを決めておきます。

2.フロアをペグダウン

2.フロアをペグダウン

今回は八角形のフロアのテントを使用しています。まず、手前の一辺(1-2の辺)をシワがないように引っ張ってペグダウン。続いて対角にある3-4の辺を、1-2-3-4でシワのない長方形を描くように均等に力を加えてペグダウンします。次に5-6の辺を整えます。このとき、4-5、6-1の辺もたるみがないようにしましょう。同様に7-8の辺に移動し、均一にテンションを掛けてペグダウン。

3.ポールを立てる

ロープを木に一周させたら、輪の中にロープを通します

ポールを伸ばし、中に入って幕体の内側にセットします。

上部ベンチレーションをひもで開閉できる

写真のテントの場合、上部ベンチレーションをひもで開閉できるようになっています。この場合、ひもをポールに引っかけておく必要があるため、ポールに装備された固定用金具の向きに気をつけなくてはなりません。 ほかにも、バッテリーランタンを吊すフックを装備するポールもあるので、上下を確かめてから幕体の中に入りましょう。

4.張り綱で固定して完成

4.張り綱で固定して完成

すべての張り綱を固定すれば完成です。

ドームテント同様、幕体の中心を結ぶように張り綱を伸ばし、ペグダウンすれば美しく効果的に仕上がります。なお、写真のテントは、出入り口にひさしが付いていますが、ひさしがないワンポールテントもあります。構造上、出入り口から雨や日差しが入りやすいため、タープで入り口を覆うと、急な雨にも対応できます。

ツインポールテントの張り方

フロア部分にシートがないツインポールテントは、オープンタープとワンポールテントを組み合わせたような構造です。多くは、フロア部分にガイドライン用のテープが装備されており、これを引っ張って美しい形を作ることで、位置決めができます。フロアの形が決まれば、あとはポールをセットして、形を微調整。張り綱を固定して完成となります。

1.テープを目印に外枠をペグダウン

1.テープを目印に外枠をペグダウン

幕体のファスナーがすべて閉じていることを確認し、幕体を広げます。 出入り口の向きも確認しておきましょう。 幕体の裾にあるガイドライン用のテープを使い、ワンポールテント同様、均等で美しい形を作りペグダウンします。

写真のテントは、テープで長方形を作るのですが、フロアがないと、直角を作ったつもりでも微妙にゆがむ場合があります。このテントの場合は、ポール2本をまっすぐに並べ、その両端がペグの位置、中央(ポールの連結部分)がポールを立てる位置となります。片側のみペグダウンして、ポールを立ててからもう片側をピンと引っ張ると簡単に位置決めができます。

2.ポールをセット

2.ポールをセット

1本ずつポールをセットします。ツインポールテントも、ポールの上下の向きが決まっている場合があるので、あらかじめ確認しておきましょう。

3.フロアを整える

3.フロアを整える

両サイドの幕体を引っ張って、シワなく仕上げます。写真のテントは、テープ部分は長方形でしたが、仕上がりは八角形のフロアになります。

4.張り綱を固定

4.張り綱を固定

張り綱やスカートをペグダウンすれば完成です。写真は全閉ですが、夏は手前のパネルを大きく張り上げるなど、いろいろなスタイルを楽しんでください。

ガイドライン用のテープ

設営で活躍したガイドライン用のテープですが、そのままにしておくと小さなお子さまがつまずく危険があります。設営が終わったら取り外しておくと良いでしょう。下部にポケットが付いているテントなら、テープをまとめて収納できて便利です。そして、撤収時は忘れずにテープを取り付けてからポールを外しましょう。

撮影場所協力:PICA富士吉田

このコンテンツは、2017年6月の情報をもとに作成しております。