車中泊の使い勝手
オデッセイ(2022年9月終了モデル)

フリード+でキャンプをするイメージ写真フリード+でキャンプをするイメージ写真

更新日:2021.03.31

今回チェックしたクルマ

オデッセイ
タイプ:
ABSOLUTE・EX(7人乗り)
ボディーカラー:
プラチナホワイト・パール
※オプション装着車
※本車両は、すでに販売を終了しております。

ポイント.1広さ

※数値はすべて撮影時に採寸した参考値
※モデルの身長:約174cm

オデッセイは、床下にしまえる3列目シートと前後にスライドする2列目シートにより、さまざまなシートアレンジで車中泊を楽しめる。中でも最も広くベッドスペースを確保できるのが、上で紹介した3列目シートと2列目シートを組み合わせたアレンジ。操作は、格納していた3列目シートを設置し、2列目シートを最前端へスライドしたら、ヘッドレストを外して背もたれを倒せばOK。
3列目シートの背もたれから2列目の足元まで約200cmもあるため、横になって足を真っ直ぐ伸ばしてもまだまだゆとりがある。ただし、頭部付近に段差があるので、より快適に眠るためには後述する段差の解消を実践したい。

ワンポイントアドバイス

目的に応じて使い分けよう!
その他の車中泊に便利なシートアレンジ

3列目シート床下格納+2列目シートスライド最前端

※数値はすべて撮影時に採寸した参考値

子どもや小柄な方におすすめのアレンジ。縦の長さは約160cmながら、床面をほぼフラットに使える。キャンプ場では、荷室にあるキャンプ道具をすべて降ろした状態から、2列目シートを前にずらすだけでアレンジできるという手軽さも魅力だ。

3列目シート格納+2列目シートを倒す

※数値はすべて撮影時に採寸した参考値

ちょっとした休憩におすすめのアレンジ。オデッセイの2列目シートにはオットマンが付いており、レバーを引くだけの簡単操作で使える。背もたれを倒してオットマンを活用すれば、まるでファーストクラスのような開放感。運転席をずらしたり、3列目シートを設置する必要がないため、サービスエリアなどでのちょっとした休憩でも活用しやすい。 車中泊の際は、2列目シートを最後端までずらせば、足元も広々。ベッドとまではいかないが、快適に過ごせる。

ポイント.2段差&隙間

※数値はすべて撮影時に採寸した参考値
※数値はすべて撮影時に採寸した参考値

2列目、3列目ともに、シートの座面部分と背もたれ部分の間にそれぞれ段差が生じる。2列目は約16cm、3列目は約20cmの段差だ。シートをベッドにするためクッション性は非常に高いものの、より快適に過ごすためには厚手のマットレスを敷くなどして凸凹を解消しよう。
また、2列目シートの左右のシート間に約9cmの隙間がある。足元のためそれほど気にならないが、念のため注意しよう。

ワンポイントアドバイス

厚手のマットレスを敷いた上で、
クッション材を使って段差を解消!

より快適に過ごすためには、厚さ約10cmのマットレスを敷いた上で、頭部にあたる3列目の約20cmの段差を解消するのが得策。キャンプでは寝袋の収納袋に着替えを詰め込んで枕代わりにして使う人がいるが、今回はそれを応用して、より高さが調整しやすいボストンバッグに着替えを入れて段差に入れ込んだ。同様に、2列目の段差も埋めることでより快適に過ごせる。

ポイント.3キャンプ場での使用例

※数値はHonda測定値

オデッセイにカーサイドタープを装着すれば、車内を寝床に、カーサイドタープの下をリビングにするスタイルが実現できる。今回撮影で使用したオデッセイ ABSOLUTE・EX(FF)は、全高169.5cm。市販のカーサイドタープの中には使用推奨全高の範囲外のものもあるため、カーサイドタープを購入する際は適応しているか確認しよう。

今回使用した道具

今回持って行ったのは、ソロで1泊2日の車中泊キャンプを楽しむことを前提にした道具。車中泊キャンプではかさばるテントが不要なため、ご覧の通り、すべての道具を積み込んでも荷室は余裕だ。
底床で荷物の積み降ろしがラク。荷物を片側に寄せれば、2列目シートを倒して仮眠休憩を取ることもできる。

積んだキャンプ道具の一覧を見る

積んだキャンプ道具一覧

車に積んだキャンプ道具一式の写真
  1. チェアチェア
  2. カーサイドタープカーサイドタープ
  3. テーブルテーブル
  1. クーラークーラー
  2. キッチン用テーブルキッチン用テーブル
  3. ラックラック
  1. マットレスマットレス
  2. バーナーバーナー
  3. クッカークッカー
  1. 食器・調理器具など食器・調理器具など
  2. ゴミ箱×2ゴミ箱×2
  3. 枕
  1. 寝袋寝袋
  2. LEDランタンLEDランタン
  3. オイルランタンオイルランタン
  1. トングトング
  2. 焚火台焚火台
  3. コンテナコンテナ
  1. プライバシーシェードプライバシーシェード

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荷室寸法やキャンプ道具の積み方は
こちらもチェック!

今回使用したクルマ

オデッセイ ABSOLUTE・EX

  • ※安全のため、走行の際は後方視界をしっかり確保してください。
  • ※荷物は、必要に応じてラゲッジベルトなどでしっかり固定してください。
  • ※シートアレンジの各操作は、異物を挟んでいないか確認の上、無理に力をかけずに確実に行ってください。
  • ※各キャンプ道具は撮影のため用意したもので、形状等により積める量が異なる場合もあります。あくまで参考としてください。
  • ※当コンテンツ内にて掲載されているクルマのタイプ・ボディーカラーが販売されていない場合がございます。
    詳しくはそれぞれの車種サイトでご確認いただくか、販売会社にお問い合わせください。
  • ※このコンテンツは、2021年3月の情報をもとに作成しております。
監修者(アドバイザー):
稲垣朝則