車中泊
「CR-V」の車中泊の使い勝手をキャンパー目線で検証。気になるシートアレンジ後の荷室の寸法や段差をはじめ、快適な寝心地を実現するためのテクニックや、実際にキャンプ場でカーサイドタープを取り付けた際の使用イメージなどをご紹介します。
今回チェックしたクルマ
CR-V
タイプ:e:HEV RS BLACK EDITION(4WD)
ブレイジングレッド・パール
INDEX
ポイント.1
広さ
車中泊の際は、後席の左右両側を倒して荷室を広げよう。シートは座面脇にあるレバーを操作すれば簡単に倒せる。
後席を倒した後の荷室の寸法は縦が約164cmと、横になるにはまだ長さが心許ない。より快適に寝るためには、このあと紹介する助手席を前方にスライドするアレンジを実践しよう。
ワンポイントアドバイス
助手席を前にスライド+踏み台を活用して、
ベッドスペースを拡張!
助手席を最前端へスライドすることで、縦方向の長さを約210cmまで広げることが可能。しかし、助手席を前にスライドした分、倒した後席との間に約34cmの隙間が生じるため、このままではまだベッドスペースとしては不十分。縦方向に寝るためにはこの隙間を埋める必要がある。
そこで今回は、ホームセンター等で購入できる市販の折りたたみ式の踏み台を活用して隙間を解消した。スペースが広くなったことで体の自由度が増し、快適さが格段にアップする。
助手席と後席との間にできるスペースの寸法
助手席と後席との間にできる隙間は約34cm、助手席のシートレールの間隔は約40cm、床面から荷室フロアまでの高さは約43cm。今回はここに踏み台を配置することで隙間を解消する。
今回使用した踏み台のサイズ
踏み台:奥行き(天板)約22cm、(脚部)約32cm × 幅約40cm × 高さ約45cm
今回使用したのは、ホームセンター等で購入できる市販の折りたたみ式の踏み台で、キャンプ中もジャグのスタンドとして活用したり、腰掛けとして使用したりと何かと使い勝手の良いアイテムだ。
踏み台配置例
踏み台を広げると、助手席と倒した後席の間のスペースにきれいに収まった。実際に寝る際は、クッションの上にマットを敷けばより万全だ。
ただし、後席と荷室との接続部には約9cmの段差があり、ここを解消しないまま長時間寝ると、腰から脚にかけて違和感が生じる。さらに快適な寝心地を求めるなら、写真のように銀マット等で段差を解消しよう。写真で実践している方法は、このあと詳しく紹介する。
ポイント.2
段差
前述の通り、後席側よりも荷室側の方が一段低くなっており、後席と荷室の接続部に約9cmの段差がある。そのためこのままでは、厚手の車中泊マットを利用したとしても、長時間横になると腰から脚にかけて違和感が生じる。
ワンポイントアドバイス
銀マットで段差を解消!
荷室側の一段低くなっている箇所はきれいな長方形状になっているため、対策が立てやすい。ホームセンターやインターネットなどで手に入る折りたたみ式の銀マット(厚手)を2枚用意すれば、手軽に段差を解消できる。
一段低くなった箇所の寸法
約84cm×約105cm
今回使用した銀マット(厚手)のサイズ
折りたたみ時:約26cm(広げると156cm) × 長さ約100cm × 厚さ約9cm(6つ折り時)
※7つ折りのものを1段カットして使用
銀マットの配置例
高さを揃えるために銀マットは2本それぞれ1段分をカッターナイフでカット。2本をパズルのように重ねてトータル4段3列にして配置すると、ご覧の通りきれいに収まり段差がほぼ解消できた。このような対策を講じたうえで、さらに車中泊用のマットを敷けば、より快適に車内で過ごすことが可能になる。
ポイント.3
キャンプ場での使用例
CR-Vにカーサイドタープを装着すれば、車内を寝床に、カーサイドタープ下をリビングにするスタイルが実現できる。今回撮影で使用したCR-Vは、全高169cm。市販のカーサイドタープの中には使用推奨全高の範囲外のものもあるため、カーサイドタープを購入する際は適応しているか確認しよう。
今回使用した道具
今回持って行ったのは、ソロで1泊2日の車中泊キャンプを楽しむことを前提にした道具。車中泊キャンプではかさばるテントが不要なため、ご覧の通り、収まりよくきれいに積載できた。
なお、CR-Vの純正アクセサリーには、車外からの視線を遮断できるプライバシーシェードの用意がない(2026年3月現在)。今回は持って行った道具に含めていないが、車中泊を快適に楽しむために欠かせないアイテムのため、各自用意しよう。
-
チェア
-
カーサイドタープ
-
テーブル
-
クーラー
-
キッチン用テーブル
-
ラック×2
-
マットレス
-
バーナー
-
クッカー
-
食器・調理器具など
-
ゴミ箱×2
-
枕
-
寝袋
-
LEDランタン
-
オイルランタン
-
トング
-
焚火台
-
コンテナ
-
テールゲートタープ
-
銀マット×3
今回使用したクルマ
e:HEV RS BLACK EDITION(4WD)
- 安全のため、走行の際は後方視界をしっかり確保してください。
- 荷物は、必要に応じてラゲッジベルトなどでしっかり固定してください。
- シートアレンジの各操作は、異物を挟んでいないか確認の上、無理に力をかけずに確実に行ってください。
- 各キャンプ道具は撮影のため用意したもので、形状等により積める量が異なる場合もあります。あくまで参考としてください。
-
当コンテンツ内にて掲載されているクルマのタイプ・ボディーカラーが販売されていない場合がございます。
詳しくはそれぞれの車種サイトでご確認いただくか、販売会社にお問い合わせください。 - このコンテンツは、2026年3月の情報をもとに作成しております。
監修者(アドバイザー) 稲垣朝則
撮影協力:有野実苑オートキャンプ場:https://arinomi.co.jp/
更新日:2026.03.31