キャンプはもちろん自宅でも活躍!
用途に応じて変幻自在に使える
木製キッチンテーブル
更新日:2017.08.30

DIY初心者でも比較的簡単に作れる、木製キッチンテーブルの作り方をご紹介。天板の組み合わせを変えることで、用途に応じてスタイルを変えて使用可能。収納棚としても使えるので、キャンプのみならず自宅でも活躍します。キャンプ道具の収納棚にもピッタリです!
※木製のため、炎が当たると延焼の恐れがあります。燃焼器具を取り扱う際は、火力に注意してご使用ください。特に、大きいサイズのクッカーで調理の際は、鍋底から火がこぼれることがあります。その場合は最上部の天板を外す等、木材部分に炎が当たらないようにしてください。
How to make -作り方-
材料
【木材】

※寸法表記:W(幅)、H(高さ)、D(奥行き)、t(厚み)
※樹種はすべて「ホワイトウッド」を使用。
※木材は、脚部および天板は「1×4(ワンバイフォー)」「1×3(ワンバイスリー)」「1×2(ワンバイツー)」を使用。天板のゲタ部分は角材を使用。
- ・脚部用
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- A. H800 × W63 × D19mm / 4枚(縦使用)
- B. W310 × H38 × D19mm / 8枚(横ハシゴ用)
- ・天板用
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- C. W900 × D38 × t19mm / 3枚(天板1、3、4の端用)
- D. W792 × D63 × t19mm / 1枚(天板2の端用)
- E. W900 × D89 × t19mm / 9枚(各天板のメイン部用)
- F. H19 × W25 × D127mm / 4枚(天板1のゲタ用)
- G. H19 × W25 × D241mm / 4枚(天板2のゲタ用)
- H. H19 × W25 × D305mm / 4枚(天板3、4のゲタ用)
- ・丸棒
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- I. φ8mm × H600mm以上 / 1本(脚部のネジ穴埋め用)
【その他の材料】

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- ・木ネジ / 32本(55mm以上)
- ・隠し釘 / 58本以上(ボンド貼りでも問題ないが、接着固定のため隠し釘で押さえる役目も兼ねる)
- ・ボンド
- ・塗料(ダークウォルナット)
工具

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- ・キリ(下穴開け用、ダボ穴開け用)
- ・プラスビット
- ・電動ドリル
- ・定規
- ・サンドペーパー
- ・スケール
- ・クランプ
- ・ノコギリ
- ・金づち
図面
作り方
1.脚部作り

A、Bのネジ穴部に下穴を開け、Aにはダボ穴を開ける。


AとBをネジで留め、ダボ穴にボンドを少量入れて丸棒を差し込む。出っ張り部分をできるだけ平らな状態になるよう、ノコギリでカットする。
※ギリギリにカットすると脚部を削る恐れがあるため、やや余裕を見る。

丸棒の差し込み部をヤスリがけして平らにならす。
2.天板作り

天板1、天板2のゲタ部分を加工。組み立て時、かみ合わせ部に余裕を持たせるため、F、Gの片側をサンドペーパーでややナナメに削る。

天板1(写真上)は、CとEの側面をボンドで固定した後、Fをボンドで固定。
天板2(写真下)は、2枚のEの側面をボンドで固定した後、Gをボンドで固定。
※ゲタ部分を固定する際は、斜めに削った部分が上側(接着面では無い方)かつ向かい合わせになるようにする。

天板2に、追加でDをEの側面にボンドで固定。

天板3(写真上)と天板4(写真下)は、CとE(3枚)の側面をそれぞれボンドで固定した後、Hをボンドで固定。

4つの天板それぞれ、ゲタの貼り合わせ部分が動かないよう、隠し釘を打つ。
3.仕上げ

全体をヤスリがけし、仮組みをしてサイズが合わなかったらサイズの調整を。
最後に塗装をして完成(塗装法は塗料の仕様に準じる)。
ワンポイントアドバイス
・1×(ワンバイ)材をホームセンターなどで購入する場合は、反りや曲がりのない材を選ぶこと。割れがないかも要確認。
・ボンドが接着面からはみ出た状態で乾くと塗料を弾き、塗装時にムラができてしまうため、木材を貼り合わせる際には、水に濡らした布でボンドをしっかりと拭き取る。
- 監修: 友松すのこ
撮影協力: 赤城山オートキャンプ場