第6戦 ヨーロッパGP
5月21日(日)曇りのち大雨。気温8-10℃
「今日はレース中は雨が降らないだろう」というのが、朝のうちの予報でした。「降るとしても夕方遅くなってから」と。
ところが結果的には、ご存知のように開始後20分ごろから大雨。各チームはもちろん直前には、雨が来ることがわかってたようですが・・。

レース前の腹ごしらえ。某誌編集長と某誌カメラマンとで、ホンダでウナ丼をごちそうになりました。この時点では、まだ雨は降っていませんでした。

そして午後1時半、各車グリッドに付き始めます。
雨が降るのはわかっているものの、どれくらいのタイミングでレインタイヤに履き替えたらいいか、セットアップはレイン寄りか、ドライ寄りか。
ぼくらがのんびり昼飯を食っていた頃、チームのスタッフは頭を悩ましていたはずです。BARホンダの二人のドライバーも、1時半を過ぎてからもしばらく、空模様を覗うかのようにガレージに待機していました。

一方マクラーレンは比較的早くグリッドに付き、マシンを降りたハッキネンが、マネジャーのディディエといっしょに歩いてきました。二人でそろってトイレかな?にこにこ温和な表情が、印象的でした。

トゥルーリのマシン横には、タイヤが計3セット、山と積み上げられていました。

マシンに乗り込む直前のルーベンス・バリチェロの、横に置いてあったヘルメット。
晴れてほしいと祈ってるのではなく、晴れ用のシールドがついてるヘルメットという意味(でしょう、きっと)。

レースが終わって、まだ雨の止まないパドックをボディガードに囲まれて歩いていた、この人。ドイツのシュローダー首相です。自国ドライバーが優勝して、さぞご満悦だったでしょう。いっしょに、EU(ヨーロッパ連合)のプロディ委員長も来てました。

雨、雨、雨のヨーロッパGPでした。
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