ホンダホームページへ
モータースポーツへ
INFOSへ

 
GP DIARY

INFOS_LOGO
link
INFOS INDEX
 


 
 
第3戦 サンマリノGP
4月9日(日)曇り、夜から小雨
 

 朝起きたら(今日はちゃんと6時半まで寝てました)、昨日までの青空が見えない。おとといと違って、サーキットに向かうにつれて雲はどんどん厚くなっていく。ひょっとしたら午後は雨?
サーキット行きの高速の出口は日に日に渋滞が激しくなる。一つ前の出口から出ようとしたら、そこも1km以上並んでたので、結局いつもの出口に向かう。イタリアは臨機応変の国(?)なので、1車線の出口にクルマが3列ぐらいずつ並んでも、驚いてはいけない。編集のK君はイタリアが初めてにもかかわらず果敢に対応して、控えめに言っても100台以上は抜いたはず。十分ここで暮らせるな、彼なら。

 ところで肝心の、ホンダの新品モーターホームをお見せするのを忘れてました。

rd3_sun
これではなんだかわからない?
モーターホームから張り出したテントの窓越しに笑ってる女性。この人はホンダ・イタリアのスタッフでクリスチーナさん。本人いわく「小学校の時、日本にいたんですよ」という「逆帰国子女」。当然日本人まんまの日本語で、名前を紙に書いてもらったら、「通称『クリちゃん』」だって。


rd3_sun
これが外観です。
奥に小さく見えるのが、2階建てのBARのモーターホーム。新チームのツライところで、たいていはパドックの隅っこのほうに設営しないといけない。BARは狭い場所に2階建てが二つ身を寄せ合って並んでるから、その間を通るときはなんだか路地裏を抜ける感じ。「抜けられマス」なんて書いてあったりして(古い?)。
一方ホンダの方は、パドック大通りに面していて、日の光をさんさんと浴びることができます。カレーライスや親子丼も食べさせてくれるので、みんな感動もん。


rd3_sun
午前中のウォームアップが終わってしばらくすると、「ドライバーパレード」なるものが始まります。サーキットによっては各チームゆかりのオープンクラシックカーに乗って(ホンダだったらSハチとか)コースを一周するんですが、最近は大型トラックを改造して荷台にドライバー全員を乗せたやつの方が多いかな。風情がないと言うか、引越しのときにトラックの荷台に乗ったことを思い出します(これも古い?)。


rd3_sun
パレードが終わって、引き上げてくるイタリアのキャンギャルたち。かなりピンボケですが、かわいいでしょ?

rd3_sun
いよいよレース間近。
グリッドに着く前に、コースを1周してはピットに猛然と入ってくるミハエル・シューマッハ。この人いつも、スタートぎりぎりまでこういう微調整に余念がない。全然手を抜くということがない人。そしてグリッドにクルマを止めると、必ずトイレに直行するのもいつもの儀式。時々中で鉢合わせしたりします。並んで前向いて、「ヤア」なんて。結局フェラーリファンの前で、3連勝しちゃいました。


rd3_sun
でもわれらがジャックも凄かった。
あんなロケットスタートは、10年に一度見られるかどうか、ってなもんでしょう。ここはほとんど抜くポイントがないから、スタートで一つでも前に出ることが絶対大事。全員がそれをわかってガンガンに気合入ってる中で、あんなことができるんだから。
ホンダ第2期のセナ、第3期のビルヌーブと、後世言われるようになるかもしれない。

   


| INDEX | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | 日曜日 |