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1999年HONDAモータースポーツ計画
四輪参戦計画について


〈1999年1月14日/本田技研工業株式会社 発表〉

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【海外活動】

[米国]

■FedEx チャンピオンシップ・シリーズ

アメリカンホンダの子会社ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(Honda Performance Development, Inc. / HPD)社は、FedExチャンピオンシップ・シリーズ(FedEx Championship Series)へ、エンジンサプライヤーとして継続参戦する。
エンジンは新たにHRSエンジンを開発、チームは昨年と変わらず3年連続PPGカップを獲得したターゲット/チップ・ガナッシ・レーシング、チーム・クール・グリーン、ウォーカー・レーシング、そしてジェラルド・フォーサイスをメイン・オーナーに迎え、チーム名を一新したマクドナルド・チャンプカー・チーム(仮称)の4チームとなる。ドライバーは、新たにインディライツから服部尚貴がステップアップしウォーカー・レーシングに加入、また、ターゲット/チップ・ガナッシ・レーシングには、アレックス・ザナルディに替わり、'98年度インターナショナルF3000チャンピオンのファン・パブロ・モントーヤが加入し、合計4チーム7名となる。

●参戦体制

チーム名 ドライバー(国籍) シャシー/タイヤ
ターゲット/チップ・ガナッシ・レーシング (TARGET/Chip Ganassi Racing) ジミー・バッサー(アメリカ)
(Jimmy Vasser)
レイナード/ファイアストン
ファン・パブロ・モントーヤ(コロンビア)
(Juan Pablo Montoya)
チーム・クール・グリーン
(Team KOOL Green)
ポール・トレイシー(カナダ)
(Paul Tracy)
レイナード/ファイアストン
ダリオ・フランキッティ(スコットランド)
(Dario Franchitti)
ウォーカー・レーシング
(Walker Racing)
ジル・ド・フェラン(ブラジル)
(Gil de Ferran)
レイナード/グッドイヤー
服部 尚貴(日本)
(Naoki Hattori)
マクドナルド・チャンピオンシップ・レーシング・チーム
(McDonald's Championship Racing Team)
トニー・カナーン(ブラジル)
(Tony Kanaan)
レイナード/ファイアストン

●エンジン概要

型  式 : HRS
形  式 : 水冷V型8気筒 DOHC 32バルブ ターボチャージャー付き
総排気量 : 2.65 liters
フューエルインジェクション : モトローラ・ホンダPGM-FI
イグニッション : モトローラ・ホンダCDI
燃  料 : メタノール
最高出力 : 800PS/15,000RPM以上(40inch boost)

[欧州]

■欧州ツーリングカーレース

'99モデルとしてフルモデルチェンジをした英国製(Honda of the U.K. Manufacturing Ltd.生産車)アコードをベースとした2台が、英国ツーリングカー選手権シリーズ(Auto Trader RAC British Touring Car Championship :通称/BTCC)にチーム・ホンダ・スポーツから参戦。チーム運営は、ロンドン郊外に拠点を持つWSR(West Surrey Racing)が担当する。また、ドイツ・ツーリングカー選手権(ADAC Super Touring Wagen Meisterschaft)にも、'99モデル英国製アコードが2台、イタリアを本拠地とするJ.A.S.のチーム運営で参戦の予定。

●参戦体制

チーム ドライバー マシン チーム運営 タイヤ
Team Honda Sport
チーム・ホンダ・スポーツ
英国 James Thompson
ジェームス・トンプソン
Honda Accord
('99モデル)
WSR
(West Surrey Racing)
Michelin
ミシュラン
Peter Kox
ピーター・コックス
ドイツ Gabriele Tarquini
ガブリエル・タルキーニ
J.A.S.
ヤス
Tom Kristensen
トム・クリステンセン

[アジア]

■CITY−Rワンメイクレースの開催(タイ)

2年目を迎える、タイの現地生産車CITY-Rを使用するワンメイクレースを、シリーズ戦として継続して開催。

[国内]

■シビック ワンメイクレース

モータースポーツの発展と裾野の拡大、モータースポーツファンへの参加の機会の提供を目的に開催してきた、国内ワンメイクレースの草分けである「シビック ワンメイクレース」は、'98年も全国5シリーズ、計33戦を開催、延べ800台を越える参加者が集まり、さらに、11年目を迎えた「FIA世界選手権シリーズF−1日本グランプリ記念シビックチャレンジカップレース」も、シビックレーサー達の祭典として広く好評を得ている。また、昨年に引き続きシビックワンメイクレースのベースモデルとしてシビック・タイプR「ワンメイクレースベース車」を発売し、「参加するスポーツ」の普及にも努めてきた。
1981年鈴鹿サーキットでの初開催より19年目を迎える本年も、こうしたシビックレーサー達の盛り上がりを背景に、国内では唯一の全国5サーキットを転戦するワンメイクレース「ホンダ・シビック・インターカップ・シリーズ(全6戦)」を含む、各5シリーズを開催する。
本年の各地のシリーズ戦は、東北シリーズ全6戦、東日本シリーズ全6戦、鈴鹿シリーズ全8戦、並びに西日本シリーズ全6戦の各シリーズに、「FIA世界選手権シリーズF−1日本グランプリ記念 シビックチャレンジカップレース」と、合計33戦の、充実した内容で展開していく。

●1999年 シビック ワンメイクレース シリーズ(予定)

シリーズ名 レース数 サーキット
インターカップシリーズ 全6戦 SUGO/もてぎ/富士/鈴鹿/MINE
東北シリーズ 全6戦 仙台ハイランド レースウェイ/スポーツランドSUGO
東日本シリーズ 全6戦 ツインリンクもてぎ/富士スピードウェイ/筑波サーキット
鈴鹿シリーズ 全8戦 鈴鹿サーキット
西日本シリーズ 全6戦 MINEサーキット
小計 32戦  
FIA世界選手権シリーズF−1日本GP記念
シビックチャレンジカップレース
鈴鹿サーキット
合計 33戦  

■無限への技術支援

(株)無限へのF-1をはじめとするエンジン開発技術支援、JGTCやシビックレースなどの車両やパーツの開発、及び様々な実験的車両の開発技術支援を継続。

1999年 MUGEN モータースポーツ活動について