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全日本モトクロス選手権シリーズ
第8戦近畿大会


小田切、高濱、1-2フィニッシュ!(ヒート1)

真夏を思わせる暑さと好天の下で、'98全日本モトクロス選手権シリーズ第8戦近畿大会が、全日本初開催となる大阪府プラザ阪下モーターランドにおいて行なわれた。

国際A級250ccクラスでは、前戦SUGO大会で負傷したK.ルイス(S)が今大会も欠場。
ヒート1、好スタートを見せたのは、榎本正則(S)、納谷望(S)、成田亮(H)。しかし、高濱龍一郎がすかさずトップを奪い、レースをリードする。レースが中盤を迎えようとする7周目に入ると小田切一剛がトップの高濱との差を徐々に詰めてくる。そして、8周目に小田切がトップに浮上。小田切はその後もペースを緩めずに周回を続け、独走で今季2勝目を挙げた。2位は木曜日に足を負傷しながらも、アグレッシブな走りを見せた高濱が入った。3位元木龍幸(Y)。
ヒート2、このヒートでも高濱が好スタートを見せオープニングラップにトップに立つ。2周目に元木がトップに立つ。レース中盤以降は元木と田中教世(K)によるトップ争いが繰り広げられる。ヒート1で優勝を飾った小田切は、スタート直後の1コーナーでマルチクラッシュに巻き込まれ、大きく出遅れるが、周回ごとにポジションを上げ、最終ラップに2番手の田中をかわし、2位入賞。総合優勝を獲得した。
尚、予選A組で出走した佐々木裕介は、9位で予選通過を果たすものの、昨年痛めた手首の具合が思わしくなく、今大会は欠場した。

国際A級125ccヒート1では溝口哲也(K)が今季2勝目。ランキング2番手につける井上眞一(H)が4位入賞を果たした。
ヒート2では荻島忠雄(S)、井上、佐藤勝利(Y)による三つ巴のトップ争いが展開。レース終盤にリードを広げた佐藤が今季初優勝を飾った。井上は2位に入り、ランキングトップの増田一将(Y)との差を15ポイント詰め、最終戦を迎えることになった。

国際B級250ccクラスでは、平塚雅樹(H)が優勝を飾り、最終戦を待たずにチャンピオンを獲得した。

小田切一剛(IA250cc・優勝/2位)
体の調子も徐々に良くなり、ヒート1はまずまずのスタートが切れたので、優勝することができました。
ヒート2は、スタートで出遅れましたが、攻めの走りで2位を獲得できました。
最終戦も自分の走りが出来るように頑張ります。応援してください。

高濱 龍一郎(IA250cc・2位/5位)
木曜日に右太ももを痛め、辛いレースとなりましたが、ヒート1では2位に入ることが出来、精神的に強くなったと思います。でも、ヒート2で表彰台に上がれなかったのはやっぱり苦しい。最終戦までにきっちり直して頑張ります。

●次戦は、10月25日 日本GP大会です。

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