小田切(RC250M)、今季初優勝!!(ヒート1)
開幕戦から2週間、第2戦中国大会が広島県グリーンパーク弘楽園において開催された。
開催までは天候が心配されたが、大会当日は、絶好のモトクロス日和。1万人を超える大観衆が文字通りの熱戦を堪能した。
国際A級250ccクラス・ヒート1、好スタートを見せたのは榎本(S)、辻(K)、小田切、田中(K)。開幕戦で両ヒートを制したK.ルイスは大きく出遅れ、オープニングラップを15番手で終える。3周目に小田切が辻をかわし、トップに浮上。小田切はその後、後続を周回ごとに引き離していく。2番手争いは、田中、成田亮(H)の間で繰り広げられるが、レース中盤以降は成田が抜け出し、単独2番手となる。レース終盤になるとトップ小田切と2番手の成田との差が急接近。残り2周となったところで小田切のリードはほとんどなくなるが、小田切が僅差で逃げ切り、今季初優勝。開幕から3戦連続表彰台を獲得した。
ヒート2は、'97MFJスーパークロス選手権250ccクラスチャンピオンの熱田孝高(H)がホールショット。序盤のレースをリードする。中盤以降は、ルイスがトップに浮上し、2番手の田中と接近戦を展開。熱田(孝)は単独3番手を走行する。ルイスは田中の追撃を振り切り、独走で、今季3勝目。熱田(孝)は3位表彰台を獲得した。
高濱は、公式練習中に負傷、予選以降は不出走。佐々木裕介は、リハビリ中のため不出場。
国際A級125ccクラスは増田一将(Y)が開幕から4ヒート連続優勝。井上眞一がヒート1、4位。ヒート2では5位を獲得した。
小田切一剛(IA250cc・優勝/8位)
このコースは苦手で調子も悪かったけど、ヒート1はいいスタートが切れ、その後は淡々と走ったのに優勝できた。成田選手が接近してきたのは、直前まで気づかなかった。いずれにしても優勝できて良かった。
●次戦は、5月24日 九州大会です。
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