最初に選んだエンジンは、名機BF90だった
シーファイター設立当初、30フィートの平底船と、1995年の秋に発売されたばかりのHondaの4ストローク船外機、BF90を購入した。当時BF90は4ストローク船外機としては最大のエンジンで、大竹さんはその抜群の燃費の良さに魅かれ、迷わずユーザーとなった。
実は1996年の6月下旬に、大竹さんに海洋雑誌の取材でお世話になっている。発売されたばかりのBF90で八重山の海を走り回る取材に協力いただいた。(そのときの写真が残っていたので、ご紹介しておく)。
そのBF90には8年から9年乗り続けたそうだ。
アワーメーターは未装着だったので回した時間は不明だが、フィッシングガイドという仕事柄、相当乗ったことは間違いない。そして今から11年前、エンジンをBF175に変え、同時に艇体を32フィート艇に大きくした。






この3点は、1996年6月30日の撮影。若かりし頃の大竹さん。エンジンは発売直後のBF90。当時、4ストローク船外機としては最大だった。抜群の燃費に魅かれ、導入した。
左の写真の船首付近で釣りをするのは石垣雅克さん(現ブルーマリン石垣会長)で、操船しているのが大竹さんだ。
左の写真の船首付近で釣りをするのは石垣雅克さん(現ブルーマリン石垣会長)で、操船しているのが大竹さんだ。

写真・文:大野晴一郎