Honda Marine DNA

本田宗一郎の想い

Hondaマリンの原点

「水上を走るもの、水を汚すべからず」

水上を走るもの、
水を汚すべからず

働く人を少しでも助けるため開発した
汎用エンジンが仕事場の環境を汚すことなどあってはならない
創業者・本田宗一郎の想いを受け継ぎ、
進化を続けるHondaの船外機は、
今では様々な場面で利用されています。
1964(昭和39年)
GB30と名付けた初代4ストローク船外機を発表。
船外機の世界に参入。
当時主流であった2ストロークエンジンは、潤滑オイルを燃料に混合して燃焼・オイルを含んだ未燃焼ガスが水中に排出されるため4ストロークエンジンと比べて環境負荷が高いとされる。
Hondaはこれをよしとはせず、重量、コストなどでハンデはあるが、環境負荷が低い4ストロークで参入。
結果、2ストロークと比べ、GB30は低速での粘り強さ・静粛性・低燃費等、4ストロークならではの良さが広く評価された。
デザイン初期のイメージスケッチ
1990(平成2年)
BF35A・BF45A欧米およびニュージーランドで発売。
北米・欧州・日本をはじめとする世界の市場で、漁業からレジャーまで幅広い用途に使用されている主力の中型機市場へ参入。コンセプトは、2ストロークと同等の動力性能を有しながら、燃費の大幅な低減を図り、静かで快適であり、クリーンなこと。
ひと目でHondaの4ストロークと分かる、新しいデザイン
フォルム
人と自然と技術との一体感を表現できるイルカのような流線型
夕陽の橙や海の青など、自然の色をすべて取り込み、海でこそ美しく輝く銀色を採用
デザイン初期のイメージスケッチ

デザイン初期のイメージスケッチ

優れた燃料経済性や低環境負荷・静粛性などとともに、
耐久性・操作性にも配慮した高性能船外機
シカゴボートショーにおいて最も革新的な技術に対して贈られるIMTEC イノベーションアワードを受賞スポーティーなプレジャーボートにもマッチする流線型のインテグレーテッドフォルムデザインは、四角い船外機が多い中で、世界のどのマリーナでもひと目でHondaだと分かるほど際立った。
デザイン・性能は、の後の他社船外機にも影響を及ぼし、クリーン船外機のデザイントレンドを創り出すものとなった。

ひと目でHondaの船外機とわかるデザインを確率したBF35A・BF45A

1992(平成4年)
BF8Bを発売。
当時もっとも厳しいとされたボーデン湖の環境規制(1993年から施行)に対応。

ボーデン湖の環境規則に対して世界初の連合モデルとなったBF8B

1995(平成7年)
BF90・75の発表。
メンテナンス性に優れた高出力の4ストローク船外機の需要が拡大。
Honda船外機も高出力モデルの開発が急務となる。
高出力化には排気量を大きくする必要があるが、 四輪車事業の強みをつかい、能や信頼性を担保しながら短期間での開発に成功。
発売後、 経済性、 信頼性が高く評価され、 予想をはるかに超えた販売台数を記録。

BF90・BF75は高出力の4ストローク船外機の市場ニーズに答えるため開発されこのクラス初の4ストローク船外機となった

1998(平成10年)
BF130・115を発表。
Honda独自の技術であるPGM-FIを取り入れ。
「人と環境に優しい経済的で高品質な4ストロークエンジン」を基本コンセプトに開発されたモデルで、クリーンな排出ガスでEPA2006年規制値を大幅に下回る性能を持つ。

エンジンのベースはアコード。
四輪車で熟成された技術PGM-FIを大型4ストローク船外機として初めて採用したBF130・BF115

2001(平成13年)
VTEC技術を搭載したV型6気筒エンジンをベースとするフラッグシップモデル「BF225」を発売。
当時世界で最も厳しいカリフォルニア州の排出ガス規制(CARB 2008年規制値)を大幅にクリア。
2006(平成18年)
BF90・BF75を発表。
フィットのエンジンをベースに、立ち上がり加速を向上させる知能化技術「BLAST」を世界で初めて採用し、燃費と走行性能を飛躍的に向上させた。
2011(平成23年)
「BF250」を発売。
世界で初めてダイレクト吸気システムを採用した「BF250」を発売。さらなる高性能化を実現。

船外機として世界初の技術。ダイレクト換気システムを採用したBF250

2021(令和3年)
Honda船外機の世界累計生産台数が200万台を達成。
海のカーボンニュートラルを目指し、着脱式可搬バッテリー「Honda Mobile Power Packe:」を使用した小型電動推進機のコンセプトモデルを発表。
2024(令和6年)
BF350を発売。
新たに専用設計で開発したV型8気筒エンジンを搭載し、強い推進力を発揮するHonda船外機のフラッグシップモデル。
豊かなトルクからもたらされる高い走破性に加え、新設計のクランクシャフトを採用し、高い静粛性・低振動を実現。

CONTENTSコンテンツ

INFORMATION購入・サポート案内

日本マリン事業協会推奨:使用(航海)前後の点検事項 日本マリン事業協会推奨:使用(航海)前後の点検事項 海上保安庁 ウォーターセーフティガイド 海上保安庁 ウォーターセーフティガイド