母と、夫と、娘と。
車いすだってどこへだって
行けるんです!
2024.5.8
松田さんご家族
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「母と、夫と、娘と。
車いすだってどこへだって行けるんです!」
札幌に、16年「
FIT
フィット
」に乗っていただいている車いすのオーナーがいらっしゃると聞いて、会いに行きました。
担当の営業スタッフ(秋元さん)と、今年からリニューアルオープンした「Honda Cars 札幌西 八軒店」で待っていると、可愛い2歳の娘さん(松田琉愛ちゃん)とご主人(松田翔吾さん)そしてオーナーの松田まりやさん、3人が、手をつないで入ってきました。
――かわいいー、娘さんですか?
松田まりやさん
はい、もうすぐ3歳に。幼稚園に入園したばかりです。(以下、まりやさん)
――入園おめでとうございます。今日もフィットですね!
まりやさん
16年前からずっとフィットに。出会いは2代目で、22万キロを超えて、今は4代目に3年乗っています。
運転していると幸せなんです。
――22万キロ!? それはすごい! では、結婚される前から?
まりやさん
大学を卒業して就職した時からです。でも翔吾と出会ってからも10年になるので、2人でフィットで稚内にも函館にも、道内いろんなところへ行きました。北海道は景色のキレイなところが多いので、
運転していると幸せなんです
。
Honda・テックマチックシステム オーナー
松田まりやさん
ご主人 松田翔吾さん
松田翔吾さん
1日の最大走行距離は840kmなんですよ(笑)。そのときは私の乗っているシャトルでしたけど……シャトルにはACC(アダプティブクルーズコントロール
*
)が付いているので意外にラクでした。(以下、翔吾さん)
*適切な車間距離を保ち、運転負荷を軽減する機能。
――(目がテン)さすが北海道! 距離の感覚が違いますね!! まりやさんは、フィット購入の前から
「Honda・テックマチックシステム」という手動運転補助装置
がHondaにあることを知っていたんですか?
まりやさん
私は生まれてすぐ、車いす生活になったんですけど、ずっと自分で運転したい、運転したいって思っていましたので、足が不自由でも運転できるクルマがあるって情報を聞いて、もう乗るしかないって思いました(笑顔)。
翔吾さん
出会った時にはすでに妻はフィットに乗っていたんですけど、車いす生活の人でこんなに元気な人がいるんだって思いました。
普通に運転して、どこへでも行く姿を見て、正直、衝撃的でした
。
まりやさん
運転がとにかく大好きで、
クルマはわたしの身体の一部なので、毎日どこへ行くのもクルマです
。娘との生活が始まって、本当に運転できて良かったと実感しています。
――まりやさん、ずっと笑顔で明るいですね。
翔吾さん
妻はいつも笑顔で、周りを明るい気持ちにさせてくれますし、すごくアグレッシブです。以前、石垣島に行ってダイビングに挑戦したんですよ。
まりやさん
チャンスがある限り、何でもやりたいので、今までに、市民ミュージカルや登山、カヤック、空を飛ぶことまで……何にでも挑戦してきました。
なので、
車いすですが、普通の人たちよりもむしろ、いろんな経験をしている自信があります(笑顔)
。
――娘さんとの思い出もどんどん増えていますね! ちなみにフィットは、いかがですか?
まりやさん
Hondaの
センタータンクレイアウトだから、すごく室内が広くて
、とても気にいっています。運転もしやすいですし。
――おっ! センタータンクレイアウト技術をご存知でしたか?
まりやさん
はい、Hondaの独自技術ですよね、知っていますよ! ただ、今は娘も生まれたので、車いすを載せたりすると、広いフィットも少し手狭に感じてきて。ステップ ワゴンのテックマチックがあったら嬉しいなぁって思っています。今、ステップ ワゴンがすごく欲しいんです。
翔吾さん
3人でキャンプとか行きたいので、大きめのクルマにテックマチックシステムがあるといいですね。
まりやさん
今では、
夫婦ともに、すっかりHondaファンに
なりました。クルマだけでなく、本田宗一郎さんの残した言葉や思想も大好きだし、次もHondaにしたいので、ぜひお願いします!
――わかりました、ステップ ワゴンのHonda・テックマチックシステムの件、Hondaの担当者に伝えます。それにしても、こんなにフィットを使っていただいて……
Honda Cars 担当営業として、秋元さん
、うれしいかぎりですね!
Honda Cars 札幌西
秋元大輔さん
秋元さん
担当営業として、16年を超えるおつきあいは、本当にうれしいです! まりやさんから、2人の恋愛の相談までうけましたから(笑)。16年前は私自身、Honda・テックマチックシステムのクルマの販売は初めてだったので、大丈夫かな? 乗れるかな? とすごく不安がありましたが、すぐにすっかり日常のことになりました。
まりやさん
秋元さんは私のクルマの歴史をみーんな知っていて、兄みたいな存在なんです。尋常じゃない走行距離の伸び方に「営業車並みでしょ!」といつも驚いてくれるのが楽しみでした(笑)。
秋元さん
彼女を見ていて、
どこへでも自由に行ける喜びをあらためて感じています
。クルマの販売って素敵な仕事だなとかみしめています。
――まりやさんの毎日は、周りの人を明るくしてくれる日々のようですね。
まりやさん
元気で明るいだけが取り柄なんですよ(笑顔)。
自分で運転する前は、みんなに助けてもらっていました。母や友達に。でも、
自分で運転できるようになって、今度は、自分が誰かにしてあげられる
のが、すごく嬉しくて。母とおでかけしたり、友達と旅行に行ったり、主人を連れ回したり(笑)、娘に色んな所を見せてあげたり。全部、クルマがあって実現したんです。だから今、クルマが運転できることが、何よりもしあわせです。
ね、琉愛ちゃん!
――本当にしあわせそうな松田さんご家族。そして聞けば聞くほど、
前向きに日々を過ごすまりやさんに、取材スタッフ一同、素直に感動しました
。そして、幸せを少し分けてもらったような気分になりました。
最後に、こんなリクエストをもらいました。
まりやさん
以前、Honda Magazineに出演した鹿児島でフランツシステムのフィットに乗っている久保天清さんに、すごく会いたいんです。素敵な方だなって。ぜひ対談企画とか考えてください!
関連記事【
笑顔のフランツオーナー in 鹿児島
】
――ありがとうございます。
少しでもHonda Magazineが障がいのある方への応援になるなら、鹿児島と札幌をつなげたいなと思っています。
そして取材が長かったから、途中、眠くてグズっちゃった娘の琉愛ちゃん。これからも、ママとパパとフィットと、いっぱい出かけてくださいね。取材、ありがとうございました。
松田琉愛ちゃん
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