自由研究

見えない巨大きょだいなチカラ

空気は目には見えないけれど、実はすごい力があるらしい。
その力で、空きかんがぺしゃんこになったり、接着剤せっちゃくざいを使わずに物をくっつけることができるよ。
対象学年
じっけん
見えない巨大なチカラ

用意するもの

用意するもの
①飲料用のスクリューキャップのアルミ空きかん ②ガスコンロ ③焼きあみ ④耐熱手袋たいねつてぶくろ ⑤洗面器せんめんき ⑥ぞうきん 
⑦水 ⑧吸盤きゅうばん ⑨トレー ⑩ゴムシート(20cm×20cm×厚さ3mmくらい) ⑪なべつまみ 
⑫ワッシャー(なべつまみのネジのサイズに合ったもの) ⑬キリ ⑭いす(もたれのない、座面ざめんがつるつるしたもの)
火を使うときは大人といっしょに行いましょう。熱くなったかんや焼きあみを素手でさわらないよう注意しましょう。
実験をするときはおうちの人に知らせてからはじめましょう。おわったら後かたづけしましょう。
手順をよく読み、安全に注意して行いましょう。小さい子は大人に手伝ってもらいましょう。

実験のやり方

空きかんをつぶしてみよう

空きかんは中をよくあらっておく。ふたをはずし、底一面がひたるくらいの水を入れる。ラベルをはがせるものは、はがしておこう。

コンロの上に焼きあみをのせ、空きかんを置いて火にかける。

ふっとうして湯気が出たら火を止め、耐熱手袋たいねつてぶくろをつけて、ふたをしめる。
POINT
中に空気が入らないよう、きちんとしめよう。あわてなくていいよ。

少し水の入った洗面器せんめんきに、そっと立てる。
POINT
洗面器せんめんきの中にたおれてしまってもいいので、さわらないようにしよう。

少し水をかけると、大きな音がしてかんがぺしゃんこになるよ。
トレーを持ち上げてみよう

吸盤きゅうばんをトレイにしつける。

ストロー
持ち上げてみる。
いすを持ち上げてみよう

ゴムシートの真ん中にキリなどであなをあける。あなの大きさはなべつまみのネジの直径より少し小さめにしよう。
POINT
ケガをしないよう、ゆっくりとあけよう。

ワッシャーとなべつまみのネジを通す。

反対側になべのつまみをつける。すきまができないよう少しきつめにしめよう。

いすの座面ざめんにしっかりとしつける。
POINT
すきまができそうなときは、少し水でぬらそう。いすにきずがつかないように気をつけよう。

ゆっくりと真上に少しずつ持ち上げてみる。あまり高く持ち上げるとあぶないので、2〜3cmくらいにしよう。ゆかきずがつかないように気をつけよう。
やってみよう
・身の回りに他にも、ふだんは見えない空気の力がないか、さがしてみよう。
監修かんしゅう

L-Kids Lab

就学前から中学生を対象とした子どものための科学体感教室です。
お子様の知的好奇心を刺激する、ワクドキいっぱいのしかけをちりばめた科学遊びをご用意しています。遊びの中で気づいたり、考えたり、工夫したり、表現したり、そして科学が日常の身近につながる機会になるよう、お子様ごとにプラスαの声かけをしながら一緒に科学遊びを楽しんでいます。
教室は、東京都文京区にあります。泊まりでの自然教室は長野県を中心に行っています。 web site:http://www1.tcn-catv.ne.jp/l-kidslab/