自由研究

アルファ化米をつくろう

水をかけるだけでご飯ができる「アルファ化米」は保存や持ち運びに便利。おうちでも作ってみよう!
対象学年
じっけん
アルファ化米をつくろう

用意するもの

用意するもの
①ご飯 1ぜん ②耐熱たいねつ皿 ③はかり ④はし ⑤ざる ⑥ミトン ⑦電子レンジ
実験の前に必ず石けんで手をよく洗いましょう。
電子レンジで加熱すると容器や材料が熱くなるので、大人の人に手伝ってもらいましょう。

実験のやり方

ご飯をかためにたき、1ぜん分を取り分ける。重さをはかっておこう。

耐熱たいねつ皿の上にご飯をうすく広げる。

電子レンジで加熱する(5分くらい×3回)。1回ごとにはしなどでほぐして、かたまりをなくし、均一に加熱できるようにしよう。
※加熱時間は電子レンジの機種によっても異なるので、こげすぎないよう、様子を見ながら調整しよう。
※切るようにほぐさないと、ご飯がつぶれてねばり気が増してしまうので注意しよう。ご飯がパラパラになるようにほぐすといいよ。
※電子レンジのドアは加熱の合間に開け放って、水蒸気をぬいておこう。
※容器だけでなく材料もとても熱くなるので気をつけよう。

さらに電子レンジで加熱して仕上げる。ご飯の乾燥かんそう具合をみながら1〜3分、ご飯に透明とうめい感が出るまでくり返す。

ざるに広げて、はしで軽く混ぜながら熱をとる。
※熱がこもると湿気しっけが出るので注意しよう。

重さをはかってみよう。たきたてのときに量った重さと変わったかな? 変わった分が失われた水分の重さだよ。
※例:たきたてのご飯の重さ 164 g - 加熱した後のご飯の重さ 80 g = 失われた水分の重さ 84 g

食べるときは、失った水分より多めの水(加熱した後のご飯の重さの1.5倍以上の水が目安)をそそいで1時間くらいおくと、もとのご飯のようにやわらかくなるよ。熱湯だともっと早くもどるよ。
※例:加熱した後のご飯の重さ 80 g × 1.5倍 = 120 g →そそぐ水 120 mL以上
やってみよう
  • ご飯を天日で干して同じようにつくれるか、やってみよう。
  • ※カビが生えないよう、連続して天気のよい日に、風通しのよいところで5日ほど干す。時々ご飯を混ぜ返そう。
監修かんしゅう

L-Kids Lab

就学前から中学生を対象とした子どものための科学体感教室です。
お子様の知的好奇心を刺激する、ワクドキいっぱいのしかけをちりばめた科学遊びをご用意しています。遊びの中で気づいたり、考えたり、工夫したり、表現したり、そして科学が日常の身近につながる機会になるよう、お子様ごとにプラスαの声かけをしながら一緒に科学遊びを楽しんでいます。
教室は、東京都文京区にあります。泊まりでの自然教室は長野県を中心に行っています。 web site:http://www1.tcn-catv.ne.jp/l-kidslab/